真下 純一 院長(ファミーユデンタルクリニック)のインタビュー

ファミーユデンタルクリニック 真下 純一 院長

ファミーユデンタルクリニック 真下 純一 院長 JUNICHI MASHIMO

昭和大学歯学部卒業。都内歯科医院勤務を経て、2018年2月に『ファミーユデンタルクリニック 』を開院 (相鉄線「和田町駅」より徒歩3分)。昭和大学歯学部高齢者歯科学講座・兼任講師。安心の歯科医療の提供を心掛け、あらゆる世代の方々に頼っていただけるクリニックを目指す。

食べれる喜びを提供することが私のやりがい

「先生」と呼ばれる職業に憧れを持っていました。学校の授業で先生から言われ、そうした職業に就きたいと思うようになったわけです。もちろんその学校の先生もそうでしょう。政治家や弁護士、医者に歯医者。その中で身近に叔父が歯科医師をしていたことから、この道を目指したということになります。
今振り返ってみますと、当時の選択は間違ってなかったと思いますね。人は、歯がなければ生きていけません。私が介在することにより、元のように食べれるようになり、痛みが治まったと患者さんから告げられますと、そこに大きな喜びを感じます。
大学卒業後は都内数カ所の歯科医院に勤務しました。一般歯科はもとより、インプラントや矯正歯科を専門とするところなど、様々な医院に勤めました。先生により、考え方や治療の方法に微妙な差異があるのは確かで、それを自分の目で見て、取り入れたいと考えたんですね。
その後、都内、横浜の医院で分院長を務め、昨年(2018年)の2月に『ファミーユデンタルクリニック 』を開院いたしました。早いもので、あれからもう1年が経ったことになります。

小さなお子さんがいる方も安心してかかれるクリニックに

平日にはおじいちゃんやおばあちゃん、それから大学生が多くお見えになり、土日にはファミリー層を中心に、どの世代も満遍なくいらしていただけているように思います。
クリニックのキッズルームにはウエブカメラが導入してあり、子ども達が遊んでいる様子を診療台のモニターでご覧いただけるようになっています。また、お子さんがキッズルームにいらっしゃる間は、スタッフが1人必ず見守るよう配慮しています。中でお子さんが遊ぶ様子が見れて、なおかつ、スタッフが見守っているということで、安心して治療を受けられるとお母さん方には好評をいただいています。小さなお子さん連れの患者さんが多いのは、妊婦健診を実施していることも関係しているのかもしれません。妊婦さんは、ご自身の歯について、とかく後回しになりがちです。ですが、しっかりケアしていないと、お母さんのお口の状態がそのまま胎児に移る可能性もありますので、その点は充分に注意していただければと思います。注意しなければならないのは、我々も同様です。妊婦さんの治療は一般の方と違い、よりデリケートな配慮が求められるからです。私は地域の産婦人科の先生の講演会にも参加しており、多角的な視野でお口のケアについて改めて学ぶ機会を得ています。妊婦さんが安心して治療に臨んでいただけるよう、今後も研鑽を続けていきたいと思っています。

安心して納得して治療を受けていただくために

しっかりとご説明し、充分に納得していただいた上で治療を進めてまいります。こちらでは、お口の状況を詳細に記した資料を1人ひとりの患者さんにお渡ししています。費用はどれくらいで、治療にかかる期間はどの程度のものなのか、不安に思われている患者さんは多いのではないでしょうか。安心して治療を受けていただくためにも、すべての情報を開示し、納得して治療を受けていただくことが大切と考えています。
安心という部分では、衛生管理も徹底的におこなっています。器具の滅菌には、「クラスB」と呼ばれるヨーロッパ基準のものを導入。そのほか、消毒殺菌システムが備わっているユニットを取り入れ、清潔なお水で常に治療がおこなえるシステムを導入しています。一般的なユニットは、稼働していない間に中にあるお水が滞留し、カビが繁殖してしまうことがあります。以前に勤務していたクリニックでこの現象を目の当たりにしたことがあり、自分でクリニックを構える際は、そうした懸念を払拭しようと思い、徹底的に管理をおこなう体制を整えました。少しやり過ぎた感はありますが(苦笑)、ひいてはそれが患者さんの安心につながってくれればと思っています。

患者さんと歯科医師が根気強く向き合っていくことで、満足のいく入れ歯を提供

私は現在も大学の高齢者歯科学講座で講師を務めていることもあり、義歯(入れ歯)については、相応の経験と技量が備わっているという自負を持っています。
入れ歯には、「合わない」「痛い」といったイメージがつきまといがちです。入れ歯が難しいことは確かですが、患者さんのほうも「こんなものか…」と諦めてしまっているケースが非常に多いのです。しかし、そうした違和感は、調整次第で充分に改善が可能です。1ヶ月、2ヶ月、実際に使用していただきながら、その都度調整をおこなうことが大切なんですね。その間、辛抱強く通っていただくことになりますが、最終的にはご満足のいく結果を得ることが可能になります。
入れ歯は、今後ますますニーズが高まる分野となっていくでしょう。多くの方に不自由なくお使いいただけるよう、専門家として誠心誠意対応してまいりたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

小さなお子さんがいらっしゃることで歯医者さんを敬遠されがちな方が多くいらっしゃると思いますけども、どうか遠慮なさらないでください。先にも申しましたが、こちらではお子さんをしっかりと見させていただきますので、安心していらしていただきたいですね。

一般の方々におかれましても、痛いのが嫌で、歯医者さんに足が向かないという方がまだまだ少なくないというのが現状です。しかし、定期的にチェックをおこなっていれば、仮に虫歯が見つかっても、痛みも極力少なく、治療の回数も少なく終わらせることが可能になります。「痛い」のは誰もが避けたいもの。そうなる前に、お口のチェックを受けることを習慣づけていただければと思います。



※上記記事は2019年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

ファミーユデンタルクリニック 真下 純一 院長

ファミーユデンタルクリニック真下 純一 院長 JUNICHI MASHIMO

ファミーユデンタルクリニック 真下 純一 院長 JUNICHI MASHIMO

  • 出身地: 兵庫県
  • 趣味: Jリーグ観戦(横浜F・マリノス)
  • 好きな作家: 誉田哲也
  • 好きな映画: 『スター・ウォーズ』

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