院長 西郷 巌(保土ケ谷駅ビル歯科)のインタビュー

保土ケ谷駅ビル歯科 院長 西郷 巌

保土ケ谷駅ビル歯科 院長 西郷 巌 IWAO SAIGO

愛知県豊橋市出身。昭和59年東北大学歯学部卒業。平成3年3月まで小児歯科・矯正専門医療機関にて7年間研修。平成3年6月保土ケ谷駅ビル歯科開設。

保土ケ谷駅ビルに開業して30年以上

子どもの頃から細かな作業が好きだったので、自分の特性を生かそうと思い医師を志す中で、最終的に歯科医師の道を選びました。大学卒業後小児歯科に進み、7年間の研修を経て、縁あって平成3年の保土ケ谷駅ビル新設に伴い、その中にオフィスを構える事ができました。それから、30年あまりこの地で診療を続けてきました。足繁く通っていただきました多くの患者さんと勤勉なスタッフの支えでここまで大きなトラブルもなく地域の歯科医療の推進に貢献できたと思います。皆様にはとても感謝しております。

幼い子どもからお年寄りまで、笑顔で帰っていただく治療を

私が治療で心がけていることは、幼いお子さんからお年寄りまでどんな患者さんであってもなるべく笑顔で帰っていただきたい、治療に満足していただきたい、ということです。そのためには「どうしたら出来る限り痛みの少ない治療ができるか」「むし歯の治療をするときも、極力負担を感じないようにで済ませるためにはどうしたら良いか」と常に考えております。例えば、麻酔ひとつとっても「どのように麻酔を打てば痛みが少なく出来るか」「麻酔が効きにくい歯に麻酔を効かせるためにはどうしたら良いか」など難点はさまざまございます。これらの問題の解消には歯科医師の長年の経験と知識、コツが必要です。例えコツだけを聞き知っても、実際その通りに出来るわけではありません。技術というのは、すぐに習得出来るものではないですからね。おかげさまで今では幅広い世代の方にお越しいただいています。そのため、審美歯科やインプラント治療も患者さんの多くのご要望から適切に対応できる環境を整えました。新しい治療や技術については常に研鑽を忘れることなく習得に努め、あらゆる患者さんへの適切な治療、それに伴う機器の導入を充実させております。

駅ビルという立地の特性。2世代から一期一会の患者さんまで

先ほども申したとおり、開業当初は小児歯科を専門としておりました。昔は、お子さんの虫歯はとても多く、私のクリニックユニフォームはいつも治療に奮闘する子供たちの涙とよだれと鼻水で濡れていました(笑)。最近のお子さんは親御さんの口の中の健康意識の高まりでむし歯は以前と比べて極めて減少し、私のユニフォームも汚れる事がめっきり少なくなりました。開業当時いらしたお子さんが親になり、今ではその方々のお子さんも診させていただいています。幸いな事に2世代、3世代で長く通われる患者さんもとても多いです。また、駅ビルの特性もあり地方から出張でいらっしゃった患者さんが「歯が取れてしまって」などと突然駆け込んで来るということもあります。一期一会の患者さんも多いですね。さまざまな患者さんがいらっしゃるのが駅ビルにある歯科医院の特徴のひとつかと思います。当院も、どんな患者さんがいらしても対応できるよう努めております。

国家資格を持った人しかいない歯科医院

当院は、国家資格を持ったスタッフしかおりません。予約がなくてもいらっしゃった患者さんに対応できるよう研鑽を重ねた衛生士を配置しております。受付も歯科衛生士で、交代で担当してもらっています。受付に衛生士を置いているのは、どんな患者さんがいらしても受付で適確に適切に答えられるようにしていたいからです。患者さんも痛みを抱えていたり困っている状態で来られますので、専門的な知識を持つ者が受付で適切に対応できることが大事だと考え患者さんの不安の軽減に繋がると考えております。歯科衛生士の存在感は大きく、彼女たちに定期的なメンテナンスをお願いする患者さんも多くいらっしゃいます。

神奈川県歯科医師会のコロナ感染対策では陣頭指揮も

2019年当時新型コロナが流行し始めると、飛沫が飛び散る歯科医院では新型コロナウイルス感染症のクラスターが多数発生するのではないかと世間から懸念されました。そこで一刻も早く患者さんやスタッフの感染が起こらぬよう、歯科医院の感染対策が必要となりました。私は神奈川県歯科医師会では、新型コロナウイルス感染症対応室の室長を勤めていることもあり、様々なコロナ対策を実践して参りました。まず、治療中の患者さんのお口の近くに口腔外バキュームを設置し、飛沫を即座に吸い取る設備を備えました。さらに、治療に使用する水も患者さんがお口をゆすぐ水も滅菌水が循環するシステムを構築し、ウイルスの繁殖を防ぐようにしています。そして隣接するユニット間のパーテーション、フェイスシールド、医療用マスク、ゴーグルも使用いたします。この提案には、神奈川県行政からもお墨付きをいただきましたので神奈川県歯科医師会の会員には「新型コロナウイルス感染症対応指針」なるマニュアルを配布し、それが今では全国の歯科医院のコロナ感染対策の基準の1つにもなっています。これらの対策があって初めてクラスターの発生を防ぐことが可能となり、歯科医院における感染者を出さないためには必要不可欠なものととらえています。この感染対策は効果絶大で、全国の歯科医院でもほとんどクラスターの発生がありません。ですので、安心して患者さんにはお越しいただきたいと思っています。スタッフ一同、心よりお待ちしております。

 

※上記記事は2022年7月に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

保土ケ谷駅ビル歯科 院長 西郷 巌

保土ケ谷駅ビル歯科院長 西郷 巌 IWAO SAIGO

保土ケ谷駅ビル歯科 院長 西郷 巌 IWAO SAIGO

  • 出身地: 愛知県豊橋市
  • 趣味・特技: ゴルフ
  • 好きな作家: 渡辺淳一
  • 好きな言葉: 不屈
  • 好きな音楽: ジャズ
  • 好きな映画: 『ロミオとジュリエット』(1968)
  • 好きな場所: ゴルフ場

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