板倉 允 院長(板倉歯科医院)のインタビュー

板倉歯科医院 板倉 允 院長

板倉歯科医院 板倉 允 院長 MAKOTO ITAKURA

1981年埼玉県富士見市生まれ。昭和大学歯学部卒。同大学の研修医、東京都、港北区の歯科医院の勤務医を経て2015年に「板倉歯科医院」を開業。

住民の方に信頼される「かかりつけ医」として地域医療に貢献

父が内科の開業医をしていまして、医療の世界は比較的身近に感じていました。父の背中の影響もあり、歯学の道に進んだんですよね。勤務医を経て、妻の地元の保土ケ谷区新桜ケ丘で開業。住宅地ですので、地域に根差し、生涯にわたって、住民の方のお口の健康維持を任せていただける存在になりたい思いを胸に抱き、医療従事者として仕事に励んでいます。二世帯住宅も増え、親子3代にわたって来院していただいています。開業8年目。当時幼稚園児だったお子さまも中学生になりました。診療を通じ、お子さまたちの成長を見届けられるのはうれしいです。成長ぶりに思わず頬がゆるんじゃいます。

患者さまの中には、どんな治療をされているのかの説明が医師からなく、不安を持ちながら治療を受けた経験のある方も多いんじゃないでしょうか。当院は何の説明もなく、いきなり治療をすることはいたしません。お話にじっくり耳を傾けて症状を見定め、ご希望をおうかがいした上で、治療計画を立てます。分かりやすい言葉で丁寧に説明し、ご納得を頂いてから治療に取り掛かるようにしているんです。患者さまの信頼を頂くには、コミュニケーションが大事。言葉のやり取りを通じて、不安を取り除き、安心して受診できる治療を心掛けています。

できるだけ「歯を抜かない」

当院では、できるだけ歯を抜かずに治療するのを方針としています。抜歯しないと根治しないとか、食生活に差し障りが出るとか、よほどのことがない限り、歯は抜かず、神経も取りません。年齢がいくつになっても、ご自身の歯が残っているのは、人生を送る上で、何ごとにも代えがたいでしょう。食べ物を本来の歯で噛むことができれば、断然おいしく感じられるんですよ。自然の歯は食生活を充実させ、快適な生活を送っていくために欠かせません。そのために、当院は、さまざまな知識、技術、方法を駆使して治療に当たるよう心掛けています。また、当院は、健康保険適用内での診療を基本にしています。昨今は審美歯科とか、保険適用外の自由診療が脚光を浴びているんですが、地域の「かかりつけ医」を志す当院としては「むし歯を治す」「かみ合わせを良くする」「歯周病を予防する」など、基本的な生活を送る上で最低限必要な保健医療の枠内にしっかりと軸足を置いておきたいと思っているんです。そこがおろそかになっているのに、自由診療分野に目が向くのは本末転倒のような気がしているんですよね。

痛みを少なくするために最新の医療装置を取り入れています

患者さまに歯科治療で最も不安なことをうかがうと、多くの方が「麻酔」とお答えになりますね。ですから、当院は電動麻酔器を使用し、痛みの軽減を図っているんです。麻酔液の注入速度が安定し、歯ぐきへの「圧」が落ち着き、痛みが和らぎます。麻酔液も体温と同じぐらいに温め、温度差に伴う違和感を緩和。針を刺す前に歯ぐきに表面麻酔を施す上、痛みの少ない極細針を使っています。X線遺影もデジタルレントゲン機を用い、被ばく量を通常のX線撮影の4分の1から10分の1に抑制。現像のスピードも速く、治療も迅速化しますね。診察台もリラックスして受診していただけるよう、身体に負担の掛からないタイプを導入しているんです。

お口の健康は「予防」が大切

「いつまでもご自身の健康な歯で過ごしたい」。そう思っていらっしゃる方は多いはず。それを実現するには予防が肝心で、定期的に口腔ケアにご来院されることをおすすめいたします。歯のみがき方、食生活・生活習慣の改善、フッ素の利用など、さまざまなアプローチでむし歯を予防。高齢者の方は特に歯周病対策が欠かせず、そのために定期的な予防・クリーニングが必要になります。小児歯科では、「子どもの歯はいずれ生え変わるから、放置しても大丈夫」と思い込んでいる方が意外に多いことに驚きます。乳歯のむし歯をそのまま放ったらかしにしておくと、大人になってからの歯並びやかみ合わせ、あごの発達に大きな影響を及ぼすんですよ。
子どもは成長が速い分、むし歯の進行も速い。せっかくきれいな永久歯が生えてきてもすぐにむし歯になってしまわないよう、年齢に合わせたケアや正しいブラッシングの励行が不可欠。当院は、お子さまの成長に伴ってしっかりとお口の健康管理をサポートします。

新型コロナウイルス対策にも細心の注意

歯科治療に使う器具・機器は患者さまのお口に直接触れますので、滅菌が行き届かずに不衛生だと、感染の危険性が高まるんです。当院は、患者さまにより安全な治療を受けていただきたい思いから、最高水準の器具・機器の滅菌装置を導入し、最大限に感染予防に努めています。口腔外バキュームも用い、診療室内の空気を清潔にするんです。
ほかにもマスク・グローブ・ゴーグルの着用、患者さまごとの器具・使い捨てエプロン・コップ・グローブの交換、玄関・待合室への消毒液の設置、ドアノブ・取っ手・手擦りのこまめな消毒、待合室のソファーの清拭、定期的な換気など感染防止対策を徹底していますので、安心してご来院ください。

 

※上記記事は2022年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

板倉歯科医院 板倉 允 院長

板倉歯科医院板倉 允 院長 MAKOTO ITAKURA

板倉歯科医院 板倉 允 院長 MAKOTO ITAKURA

  • 出身地: 埼玉県
  • 趣味: スポーツ観戦(主にサッカー)、登山、城めぐり
  • 好きな観光地: 松本城

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