川村 典夫 院長(川村クリニック)のインタビュー

川村クリニック 川村 典夫 院長

川村クリニック 川村 典夫 院長 FUMIO KAWAMURA

日本大学医学部卒業後、消化器内科を専門に研鑽を積む。母校の大学病院や関連病院で診療にあたり2001年に『川村クリニック』へ。2003年に院長を引き継ぎ、現在に至る。(最寄り駅:JR東戸塚駅)

父と同じ医師となり地域医療に貢献する

『川村クリニック』は厚生労働省を退官した父が1980年に開業しました。父はそれまで医系技官として研究に従事していましたので、私は父が患者さんを診療する様子を見て育ったわけではありません。それでもやはり、高校に入って進路を決める頃になると自然と医療を志していたという感じでしょうか。日本大学の医学部に学び、卒業後は消化器内科を専門に研鑽を積みました。実は私自身も胃腸系の病気を患ったことがあり、当時はちょうど胃カメラの技術が目覚ましい発展をみせていた時期でした。そのためこの分野に興味を抱き、消化器内科医として経験を重ねていくことになりました。

消化器内科を中心に幅広い症状に対応

大学卒業後は母校の大学病院や関連病院で20年以上にわたり経験を積み、患者さんの診療にあたるほかに後輩たちの指導にも力を注ぎました。その後、こちらで診療するようになったのは2001年で、しばらく父と2人で診療した後2003年に院長を引き継ぎました。この建物は開業当時から大きな変化はないものの、上の階までエレベーターを付けたり内視鏡検査の設備を導入したり、より充実した医療をご提供できる環境を整えてきました。かぜなどの日常的な病気から私の専門分野である胃腸系の病気まで、幅広い症状に対応することができます。

適切な検査や診断のもと、一人ひとりに適した医療を

当院のような地域のクリニックは病気の治療をするのはもちろん、それぞれの患者さんを適切な医療につなげる役割が求められます。そのため、このクリニックで対応できるものであれば責任を持って治療にあたりますが、より専門的な検査や高度な医療が必要と判断した場合には大学病院などへ積極的にご紹介するようにしています。患者さんの訴えに耳を傾け、必要であれば検査を行い、適切な診断をつけたうえで、「この治療はあの病院へ」「この検査ならあちらの病院へ」と道案内をして差し上げるのです。レントゲンや超音波、胃カメラなどの検査機器を活用しながら、一人ひとりの患者さんとしっかり向き合っていきたいと考えています。

ご自分やご家族のため医療に関する正しい情報を得てほしい

診療の際に心がけるのは、病気のことや今後の治療方法などについて丁寧にご説明することです。できるだけ分かりやすい言葉を使って、患者さんにご納得いただけるまでお話いたしますので、患者さんにもぜひ疑問や不安があれば何でもご質問いただきたいと思います。最近はテレビやインターネットにさまざまな情報があふれていますよね。中にはテレビで言っていたことを鵜呑みにして間違った認識をお持ちになったり、根拠が不明な口コミに振り回されたりする方も少なくないようです。しかし、医療に関することは健康や命に直結するものですから、ぜひ医療の専門家である医師に情報を求めていただきたいと思います。ご自分やご家族についてご心配なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

地域の皆様へメッセージ

当院では体の不調をご相談いただくほか、レントゲンや超音波、胃カメラなどを備えて健康診断などにも対応しています。胃カメラについては鼻から管を挿入する方法、口から管を挿入する方法のどちらにも対応でき、なるべく苦痛の少ない検査を心がけています。クリニック前には駐車場があり、院内にはエレベーターも設置しておりますので、足元がご心配な方も安心してご来院ください。

 

※上記記事は2022年6月に取材したものです。
時間の経過による情報の変化があることをご了承ください。

川村クリニック 川村 典夫 院長

川村クリニック川村 典夫 院長 FUMIO KAWAMURA

川村クリニック 川村 典夫 院長 FUMIO KAWAMURA

  • 出身地: 神奈川県
  • 趣味: 音楽鑑賞、ギターを弾くこと、オートバイ
  • 好きな音楽: ジャズ
  • 好きな場所: 原村(長野県諏訪郡にある村)

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