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犬の車酔いについて

犬との遠出や旅行、動物病院への通院などで車を利用する際に、愛犬の車酔いに悩んでいませんか?
今回はそんな犬の車酔いの原因や対処法、予防方法などをお伝えします。

■犬の車酔いの原因は?ストレスなどにも注意
車酔いの原因は、耳の奥にある三半規管(さんはんきかん)が不規則な動きに揺さぶられ、自律神経が乱れてしまうことだと言われています。また、自律神経はストレスなどにも影響され、慣れないにおいや普段入らないクレートなどに入れられることなども原因のひとつと考えられています。

■犬の車酔いの症状とは?
車酔いの初期段階では、犬は気持ちの悪さを解消するため、クレートの中で立ったり座ったりを繰り返したり、落ち着かないしぐさをします。しきりにあくびをしたり、舌を出してハァハァと呼吸することもあります。よだれをたらす、鼻水が出る、震える、嘔吐や下痢などがみられる場合もあり、ひどくなると、ぐったりして呼びかけに応じなくなることもあります。

■車酔いした際の対処法
犬に上記のような症状が見られた場合、すぐに車を止めて犬を車から外に降ろしてください。少量の水を無理のないように飲ませてあげて、犬が落ち着くまでゆっくり様子を観察してみてください。少し元気になってきたら、周辺を5分くらいお散歩させると気分転換になります。

■車酔いさせないための予防方法を紹介
車酔いを繰り返すと、犬にとって車が嫌なものになってしまい、緊張から酔いやすくなってしまいます。できるだけ車酔いをさせないように、下記のような方法を予防対策として試してください。

1、車に慣らす
まずは近い距離で練習します。車そのものだけでなく、車に乗る時のクレートにも普段から入れるようにして、車に乗る回数を増やしてください。

2、満腹時や空腹時を避ける
ごはんの直後や、空腹時は車酔いしやすいタイミングです。食後出かけする場合には、普段のごはんの1/4くらいの量にして、車に乗るまで1時間はあけてください。

3、移動中は換気やこまめな休憩を行う
新鮮な空気で自律神経が整います。窓を開けたり、こまめに休憩するようにしてください。休憩時間を十分に取れるような余裕を持ったスケジュールを組むのがポイントです。

4、酔い止めの薬をつかう
いろいろ工夫しても、車酔いは防ぐことができないという場合には、酔い止めの薬をつかうことを検討してみてください。嘔吐を引き起こす神経に作用して症状を緩和し、急性嘔吐や乗り物酔いなどの症状を予防するお薬を当院にて処方します。 即効性と持続性があり、1回の投与で約10時間は嘔吐を抑えることができるといわれています。診察してからの処方になるので、気になる方はご予約ください。

【まとめ】
車で移動ができると行動範囲も広がります。せっかくのお出かけを車酔いなく安心して楽しむためにも、今回ご紹介した予防方法をぜひ参考にしてください。

ペット医療センター
神奈川県横浜市都筑区に22時まで年中無休で診療している本院があり、横浜市港北区、横
浜市緑区、八王子市、船橋市と5つの動物病院を運営しています。

ペット医療センター 荏田南総合病院

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