おいしいダイニング クック チェ スージョン オーナー Choe Su-jong
「いつか自分の店を開く」という夢を2018年3月に実現。コロナ禍での移転・リニューアルを経て現在に至る。(相鉄線「星川駅」より徒歩4分)
「いつか自分の店を開く」という夢を2018年3月に実現。コロナ禍での移転・リニューアルを経て現在に至る。(相鉄線「星川駅」より徒歩4分)
韓国から日本へ来たのは、25歳の誕生日を迎える2日前でした。それからもう何十年もの時が流れて、人生の半分以上を日本で過ごしているでしょうか。結婚・出産をして、子どもが小さい頃はママ友などたくさんの人が家に来ることがあり、韓国料理でおもてなしする機会が多かったんですね。そんなときに「おいしい」とか「お店を開いたら?」といった声をかけてもらうことがあり「いつか子どもの手が離れたら自分の店を開きたいな」と思うようになったんです。
それからは「いつか自分の店を開く」というのを呪文のように言い続けていましたので(笑)、子どもが高校生になってようやくお店をオープンさせたときは、周りがみんな「夢が叶ったね」と喜んでくれました。
最初は自宅から近いところにお店を持ちたいと思い、星川一丁目にちょうどよいサイズの店舗を見つけて営業をスタートしました。ところがその後コロナ禍に突入したため、店内飲食時に十分なスペースを確保するのが難しくなり、お店の前にお弁当を並べて販売してみたりして……。お店を続けるにしてもお弁当を売るにしても「もっと広いスペースが必要だ」と考えて、コロナ禍真っただ中の2020年9月に今の場所へ移転してきたのです。
考えてみれば私の両親も韓国料理のお店を開いていましたので、2人と同じ道を歩いていることになるでしょうか。おかげさまでたくさんのお客様といいスタッフに恵まれて、おいいしい料理をつくることに集中できています(笑)。
『おいしいダイニング クック』では使用する食材にもこだわって、本当においしいものだけをご提供したいと思っています。お店で使う食材は全て私が仕入れていて、お米はコシヒカリ、「チーズタッカルビ」の鶏肉は国産など、料理の味を引き立ててくれるようなものを選ぶようにしています。
韓国料理の基本となるキムチももちろん自家製で、大変だからと手を抜くことなく、愛情込めて漬け込んでいます。嬉しいことに自慢のキムチを使った「スンドゥブチゲ」は、お客様の約7割がオーダーしてくださる人気の一品なんですよ。韓国料理は辛くて……という方もいらっしゃるかもしれませんが、「辛味なし」から「激辛」まで調整できますのでお気軽にご相談ください。
お店に来てくださるお客様は、どちらかというと女性のほうが多い印象です。若い方から70歳代くらいまで幅広い年齢層にお越しいただいていて、ランチタイムにはサラリーマンの姿も多くみられます。最初は「スンドゥブチゲ」を目当てにいらしたお客様も、メニューを眺めるうちに「あれもこれも」となり、全メニュー制覇を目指して何度も通ってくださる方が少なくないんですよ(笑)。
私はキッチンにいることが多いため、お客様と直接お話する機会は少ないのですが、スタッフたちには客席の様子に目を配り、きめ細かな心配りを忘れないようにと伝えています。料理をつくる私のほかスタッフはみんな女性ばかりですから、やわらかであたたかな雰囲気ですとか、スタッフの仲のよさみたいなものは、きっとお客様にも伝わっているのではないかと思います。
『おいしいダイニング クック』では自慢の「スンドゥブチゲ」をはじめ、全制覇したくなるような多彩なメニューをご用意しています。まずは「スンドゥブチゲ」を味わいにお越しいただいて、その後もランチやご家族そろっての外食などにご利用いただけたら嬉しいです。お店でできたてのお料理を召し上がっていただくのはもちろん、汁物を含めた全てのメニューがテイクアウト・デリバリーOKです。また会議やイベントなど、まとまった数のお弁当も承っておりますのでお気軽にご相談ください。
※上記記事は2023年2月に取材したものです。
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