大西音楽教室 大西 明子 オーナー AKIKO ONISHI
神奈川県川崎市出身。音大を卒業後、電子オルガンの演奏活動をしながらピアノの講師に。2017年に大西音楽教室をオープン。(相鉄本線 星川駅より徒歩約7分)
神奈川県川崎市出身。音大を卒業後、電子オルガンの演奏活動をしながらピアノの講師に。2017年に大西音楽教室をオープン。(相鉄本線 星川駅より徒歩約7分)
音楽との最初の接点は、小学校のときに始めた電子オルガン。ヤマハのエレクトーンです。その後、中学生のときに吹奏楽部で打楽器を始め、合奏すること、アンサンブルって楽しいなと思ったことをきっかけに、中学校の先生になれたらと教職免許取得のために音大に進学。ですが、教育実習で母校に行ったときに職員室の雰囲気にギャップを感じてしまって。生徒と先生では見ているものが違うんだなと。当たり前なんですけどね(笑)。とはいえ、誰かに何かを伝える、教えるということは好きだったので、大学で勉強した電子オルガンの経験を活かしてヤマハで演奏活動をしながら、ピアノ講師の道に。子どもたちが小さいころは自宅でお友だちや知り合いのお子さんを教えるスタイルでしたが、自宅の近くにあるこの場所がずっと空いていたのが気になっていて、2017年に「大西音楽教室」としてオープン。自宅で教えていた当時、生徒さんは週に10人くらいでしたが、現在、午前中から21時ごろまで、3歳くらいのお子さんから上は80代のおじいちゃんまで、いろんな曲をさまざまな年代の方とレッスンしています。
当教室では「楽しく」を一番大事にしています。「子どものころ、ピアノを習っていたけど先生が怖くてやめちゃった」「宿題が出来なくて通うのが嫌だった」と耳にします。自分の教室に通ってくださる生徒さんには振り返ったときに「あのとき、楽しかったな」と思ってもらいたいなと。ある期間頑張り続けることができたことは、この先何かに挑戦するときのエネルギーになるんじゃないのかなと思っています。楽しく続けて通ってもらえる音楽教室というのが、当教室のコンセプトです。
生徒さんに向き合うときには、正直であることを心がけています。楽しい=いつも褒めてあげて100%満足させる、ということではないと思うんです。もちろんうまく弾けた、前回より少しでも頑張って上達した部分があれば、そこは褒めてあげたい。ピアノは練習しないとうまくならないし、弾けないと自分も楽しくない。「わからない」→「練習しない」→「出来ない」→「つまらない」と負のスパイラルになってしまうので練習の取り組み方を生徒さんと同じ目線で一緒に考えてお話するようにしています。
私が小さいころのピアノの先生は、すごく厳しい先生で分からないことを「分からない」と質問できない雰囲気だったんです。でも、大学生になって「こんなことも知らないの?」と大学の先生に言われることが多くて、あのとき恥ずかしがらずに聞いておけばよかったなと。そんな経験から、生徒さんには「分からない事はそのままにしない」と必ず伝えるようにしていますし、話しやすい雰囲気を作るためにもコミュニケーションを取るように意識しています。前回と変わった部分を必ず伝えるようにするのも、そのひとつ。「先生、ちゃんと見てくれているんだな」と思えると、それが信頼関係に繋がりますから。また、生徒さんだけじゃなく親御さんともいい関係性を作りたいので、良い手の形ができたときの写真やうまく弾けたときの動画を撮ってお送りしたりもしています。
コロナ禍前までは、懐かしい日本の童謡・唱歌を楽しく歌う「うたの集い」という高齢者の方を対象にしたワンコインレッスンを開催していたのですが、落ち着いたところでそれをまた復活させたいなと考えています。最初は皆さん、お1人で入会されたのですが、お知り合いになりどんどん仲良くなっていったのも嬉しかったですし、皆さんと大きな声で歌うことが私自身すごく楽しかったんですよね。地域の方が音楽を楽しんでもらえる場所になったらいいなと思っています。現在音楽教室としてはピアノ・エレクトーンの体験レッスンも受け付けていますので、気軽にお問い合わせください。
※上記記事は2022年3月に取材したものです。
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