白子 潔 店長（とんかつ串揚げ「きよし」)のインタビュー

精肉店からとんかつ屋に転身

もともと実家が横須賀で精肉店を営んでいたんです。自分も後を継いでやっていたんですが、店を閉めることになったのをきっかけに、星川で「とんかつ 串揚げ きよし」をオープンすることになりました。外食産業に興味があったこともありましたが、どうせやるならお肉に関係したものがいいなと、とんかつをメインに出すお店にしようと決めました。

星川で長く愛されるとんかつ屋さんに

実家があった横須賀から少し離れている保土ヶ谷区星川にオープンを決めたのは、土地勘のある横浜あたりがいいなという軽い気持ちだったんですが、地域の方も温かいですし、どこに行くにも便利。落ち着いた雰囲気の過ごしやすい街なので、今はとても気に入っています。2006年開店ですので、星川在住も長くなりました。お祭りなどにも参加させていただいて、地域の方にはかわいがっていただいているなと思うことも多いです。

こだわりは肉とパン粉

始まりが精肉店だったこともあって、お肉には自信があります。あとは、パン粉。その都度、挽きたての生パン粉を使っているところにもこだわりを持っています。メニューでいうと、昼は特ロース御膳。夜は半分くらい居酒屋さんのようなスタイルになっているので、日替わりの一品料理がおすすめです。終日とんかつは提供していますが、ずっと食事だけじゃつまらないなと思って、夜はお酒と一緒につまめるものを多くお出ししています。自分もお酒が好きなので、こういうお店があったらいいなという思いもありますね。常連のお客様だとメインのメニューを開かずに、日替わりのおすすめから決めて頼まれる方も多いです。

美味しかったよ、の一言を原動力に

調理の部分では安全、清潔に。接客の部分では、お客様に深入りしないように、ということを心がけています。やっぱり「美味しかったよ」と言われるのが一番嬉しいです。日々、実直に誠実に向き合っていくことが、店を長続きさせる秘訣かなと思っています。こういう店構えですので、興味があっても入りにくいなと思われる方もいらっしゃるかもしれません。たまにお客様にも「ずっと入ってみたかったんですよ」と言われることもありますし、もっと入りやすい雰囲気を作れればいいんですけど、なかなか難しいですね。ですが、とんかつを始めお料理には自信がありますので、お気軽にご来店いただけたら嬉しいです。

こだわりのとんかつをリーズナブルに

2006年のオープンから、地域の方々にたくさんご来店いただき、長い間かわいがっていただけている当店ですが、まだまだここで頑張っていきたいと思います。昨今の状況から厳しい部分もありますが、当分は今まで通りのリーズナブルな価格でこだわりのとんかつを楽しんでいただきたいと思っています。ぜひ一度、ご来店ください。

※上記記事は2022年7月に取材したものです。
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