相田 学 オーナー(立ち飲み居酒屋 サロン・ド・ライオン)のインタビュー

立ち飲み居酒屋 サロン・ド・ライオン 相田 学 オーナー

立ち飲み居酒屋 サロン・ド・ライオン 相田 学 オーナー MANABU AIDA

神奈川県横浜市出身。もともとあった店舗をリニューアルする形で2014年に「サロン・ド・ライオン」をオープン。(相鉄本線 保土ヶ谷駅より徒歩約1分)

譲り受ける形でオーナーに

当初は別のバーの2号店だったんです。僕はその店長を任されていたんですけど、3年くらい一人で切り盛りしていたところで店ごと譲り受ける形になり、2014年に「サロン・ド・ライオン」と名前を変えてオープンすることになりました。学生のころからずっと飲食業界に関わっていたのもあったんですけど、最初のお店のときは好きな音楽を聴きながら仕事もできて最高だな、と思っていました。当時はお酒も全然飲めなかったのに(笑)。音楽を聴きながら、というところは今も変わっていないですね。店内は、もともと絵を描くのが好きだったんですけど、学校で勉強していたこともあったのでちょっとギャラリー風な使い方をしたいなと。最初のお店のときから自由にやらせていただいていたので、今もその名残がある感じです。

バーと思えないほど豊富なメニューが魅力

当店は一応、バーですけど自分でも何のお店かよく分からなくなっていますね。当初はちゃんと、バーだったんですよ。でもお客様といろいろとコミュニケーションを取っていくうちに、エスニックっぽい料理を出していったり、ラーメンや餃子も加わったりして。常連の方が多いので、焼酎のボトルキープもありますし。そういった常連のお客様に助けられています。メニューもお客様からのリクエストで始めたものが多いですね。おでんの天ぷらや台湾ピザといったちょっと珍しいものもありますけど、1回出してみて評判がよかったものがどんどん加わっていっています。

炭火で焼く焼豚も人気!

食事系のメニューで人気なのは、焼豚。以前、キッチンカーで藤沢の方に出店していたことがあって、そのときに炭火の焼豚を出していたんです。匂いに誘われて来てくれないかなって(笑)。コロナ禍でキッチンカーは畳んでしまったんですけど、今後はお店の方で出せないかなということで、店頭で焼いてみることに。テイクアウトもできるので近隣の方にもよく買っていただいています。炭火の焼豚をメインの売りにしようと考えたところから、ラーメンなど他のメニューにつながっていったところもありますね。いろいろと試行錯誤しながらのメニューです。

入りづらいと思わずに気軽に来てほしい

お客様と接するときも、メニューに関しても、食わず嫌いをしないことを心がけています。一度は飲みこんでお腹を壊すようなら考えればいい、という感じで、まずは吸収することが大事なのかなと思っています。当店は常連さんが多いので、入りづらいと言われることがすごく多いんです。「何年も前を通って気になっていたけど、やっと入れた」という方もいらっしゃるんですけど、早い時間でしたら意外と空いていますし、お客様の雰囲気もすごくアットホームなので臆さずにいらしていただけたらうれしいです。気さくなお客様が多いし、お酒好きの方には楽しんでいただけるのかなと思っています。

いろんな魅力が雑多に詰まった店に

長年の積み重ねでいろんなものが集まってきてしまっていますが、その雑多感が魅力になっていればいいなと思っています。お客様からよく「人に紹介するときにどんな店?と言われるのが一番困る」と言われるんですけど、僕自身も説明が難しいお店になってしまいました。地元に密着したお店のつもりでいます。ここに来たら誰かしらいるから、と集まってきていただくのもうれしいので、気軽に遊びにくる感じで一度来てみてください。

 

※上記記事は2022年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

立ち飲み居酒屋 サロン・ド・ライオン 相田 学 オーナー

立ち飲み居酒屋 サロン・ド・ライオン相田 学 オーナー MANABU AIDA

立ち飲み居酒屋 サロン・ド・ライオン 相田 学 オーナー MANABU AIDA

  • 出身地: 神奈川県横浜市
  • 趣味: 楽器(ギター)を触ること
  • よく読む本・愛読書: 大槻ケンヂの小説
  • 好きな映画 : 『パリ、テキサス』
  • 好きな言葉: なすがままに
  • 好きな音楽: ロック
  • 好きな場所: サウナ

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