Bar LINO(バー リノ ) 塚田 光伸 オーナー MITSUNOBU TSUKADA
お酒はもちろん自分がつくった料理をふるまうことが好きだったことから飲食業界へ。東京や沖縄など各地の店舗で経験を積み、2006年1月に『Bar LINO』をオープン。(横須賀線・湘南新宿ライン「保土ヶ谷駅」西口より徒歩1分)
お酒はもちろん自分がつくった料理をふるまうことが好きだったことから飲食業界へ。東京や沖縄など各地の店舗で経験を積み、2006年1月に『Bar LINO』をオープン。(横須賀線・湘南新宿ライン「保土ヶ谷駅」西口より徒歩1分)
自分で料理をつくるのが好きで、それを誰かに食べてもらうことが楽しかったんですね。さらにお酒を飲むのも好きでしたから、バーを開くことはわりと早い段階で心に決めていました。20歳を過ぎた頃から都内のいくつかの店舗で経験を積み、沖縄で仕事をしていた時期もありました。中でも豊島区の大塚駅前にある『BAR MOO』では、サッカーW杯の日韓大会をはさんで4年ほど仕事をしていたでしょうか。
その後いよいよ自分の店を開こうと物件を探し始めて、1年以上かけてようやく理想的な立地に巡り合うことができました。駅から近くてちょうどよいサイズ感のこの場所にご縁があり、『Bar LINO』をオープンしたのは2006年です。
『Bar LINO』の一番の自慢はお酒の量とバリエーションです。また、自分のレシピで漬け込んだジンなどオリジナルのお酒も十数種類ご用意していますから、「お酒のことはよく分からない」という方もいらっしゃると思いますので「さっぱりめ」などのアバウトなオーダーでもOKです(笑)。席に座ればその日のおすすめが出てくるお寿司屋さんのようなイメージで、カウンター越しの会話を楽しみつつゆっくり過ごしていただければと思います。
バーというとどことなく敷居が高いイメージがあって、「入りにくい」と敬遠する方も少なくないでしょう。でも、自分の店を開こうと決めてからずっと「低価格でいろいろなジャンルのお酒を楽しんでほしい」という思いでやってきましたし、その気持ちは今も変わることがありません。
もちろん超レアなお酒もありますが、僕が普段おすすめしているのは1杯1,000円程度までのウイスキーで、棚に並ぶお酒のボトルもそのくらいの価格帯を充実させていますのでご安心ください。季節のフルーツを使ったカクテルやいろいろなお酒がありますから、お気に入りの一杯を見つけていただきたいですね。
店に来てくださるお客様は1人でフラッと……という感じの方が多くて、お客様同士が自然と仲良くなってコミュニティができていくみたいです。もちろんお客様がお酒選びに迷っている様子ならこちらからお声かけします。
本当にいいお酒を口にすると酔い方がまるで違うものです。今は口当たりがよくてアルコール度数が高いチューハイなどが人気ですが、ぜひ目の前のお客様のためだけにおつくりするカクテルなどを味わってみてほしいですね。「甘い」「すっぱい」といったイメージをお伝えいただければ、責任をもって期待以上の一杯をご提供いたします(笑)。
僕はこの仕事が好きで店を始めましたし、これからもずっと店を続けていきたいと思っています。コロナ禍では密を避けるためにテラス席をつくったり、カウンターを1席減らしたりしましたけれど、今後はボトル棚を増やしてもっとたくさんのお酒を置けるようにしたいですね。いつまでも同じことをしていても面白くないですから、いろいろな面で変化したり進化して、この店とともに成長していきたいと思っています。今も日々、魂を込めて一杯一杯をおつくりしていますから、ぜひバーならではのおいしいカクテルを味わい、くつろぎの時間をお過ごしいただければと思います。
※上記記事は2023年2月に取材したものです。
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