清水(趙)綾実 シェフ(HEARTS)のインタビュー

HEARTS 清水(趙)綾実 シェフ

HEARTS 清水(趙)綾実 シェフ AYAMI CHO SHIMIZU

大学を卒業後に調理師専門学校で学び、6年間の修業を経てオーナーシェフに。コロナ禍を経て洋食レストラン『HEARTS』をオープン。(相鉄線「天王町駅」そば)

すべてのスタートは「料理が大好き」という気持ち

小学生の頃から料理が好きで、キッチンに立って包丁を握りたいと思うような子どもでした。女の子ですから家のお手伝いをする場面も多くあり、進路を決める頃には「調理師の専門学校に行ったら楽しそうだな」と思っていたんです。
ただ、そのことを両親に伝えると「まずは大学に行って、それでも気持ちが変わらないなら賛成する」という返事だったため、一度は大学に入って勉強しました。そして大学を卒業した後、やはり自分の気持ちが変わらなかったものですから(笑)、改めて専門学校に通って調理師免許を取ったのです。その後は3つのお店で合計6年ほど経験を積み、オーナーシェフとしてお店を開くことができました。

一人ひとりのお客様に向き合い、オーダーメイドのおもてなしを

最初に開いたお店は6年くらい営業していたのですが、コロナ禍などもあって一度は料理の世界から離れていた時期がありました。その後、ご縁があって新たな店舗を立ち上げることになり、理想的な立地に巡り合えたのがこの場所でした。
『HEARTS』のコンセプトは「一人ひとりのお客様に向き合うこと」です。食事を召し上がっているお客様の表情や食事の進み具合などに目を配り、その方に合ったおもてなしをしたい……そんなふうに考える私にとって、オープンキッチンから店内の様子を見渡せるこのサイズ感がぴったりだったのです。アットホームでカジュアルな雰囲気がありながら、メニューに並ぶ料理はどれも手間暇かけた本格的なものばかりですから、ぜひたくさんの方に足を運んでいただきたいと思います。

多彩な料理を用意して、洋食をもっと身近に

私は洋食をもっと身近なものにしたくて、洋食屋さんから足が遠のきがちな男性のお客様にこそ足を運んでいただきたいと思っています。メニューに並ぶ料理にはスパイスを効かせたものがあったり、燻製の香りをまとわせたり、パンチのある肉料理などもご用意していますので、ぜひ味わっていただきたいですね。
お得感いっぱいのランチメニューをはじめ、こだわりの料理はどれもボリューミーでありながらリーズナブルな価格でご提供しています。一皿一皿しっかりボリュームがあるため「いろいろ食べたい」という方のためにハーフサイズもご用意しました。お食事やカフェ利用はもちろんですが、居酒屋さんのような感覚でご利用いただくのも大歓迎です(笑)。

料理・空間・サービス……すべてにおいて妥協なし

私のモットーは、何事にも妥協しないことです。おいしい料理をご提供するだけでなく、居心地のよい空間づくりやサービスにも心を配り、心からご満足いただきたいと思っています。
外食の醍醐味は、そこでしか味わえないものを満喫できることですよね。私もコーヒー豆やお米など一つひとつこだわりを持って選び、いろいろな手法を駆使して『HEARTS』ならではの一皿をつくっているつもりです。たとえば食材を切って・焼いただけといった料理は一つもなくて、必ず燻製にしたりムースを挟んだりといったアレンジを加えるようにしています。もちろん料理はどれも添加物を一切加えずに手づくりしておりますので、安心してお召し上がりください。

地域のみなさんへメッセージ

お店のコンセプトを「一人ひとりのお客様に向き合うこと」としていますが、お客様からもご意見やアドバイスをいただきながらよりよいお店づくりをしたいと思っています。料理の内容もお店の設備などもアップデートしてまいりますので、ぜひ『HEARTS』を一緒に盛り上げていただけたら嬉しいです。

 

※上記記事は2023年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

HEARTS 清水(趙)綾実 シェフ

HEARTS清水(趙)綾実 シェフ AYAMI CHO SHIMIZU

HEARTS 清水(趙)綾実 シェフ AYAMI CHO SHIMIZU

  • 出身地: 仙台
  • 趣味: マラソン
  • 好きな本: 専門料理
  • 好きな映画: グリーン・デイ
  • 好きな言葉: 昨日の自分を超えろ
  • 好きな場所: 保土ケ谷公園

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