LA REY EMPANADA(ラ レイ エンパナーダ) サミー・ゴバディア オーナーシェフ SAMMY GOVADIA
ナイジェリア出身。カナダの料理学校で世界各国の料理を学んだあと、国内外でフレンチやイタリアンなどの料理人を務める。22年5月、保土ケ谷駅前にスペイン料理店「La Rey Empanada」をオープン(JR保土ケ谷駅より徒歩約2分)
ナイジェリア出身。カナダの料理学校で世界各国の料理を学んだあと、国内外でフレンチやイタリアンなどの料理人を務める。22年5月、保土ケ谷駅前にスペイン料理店「La Rey Empanada」をオープン(JR保土ケ谷駅より徒歩約2分)
カナダの料理学校で世界各国の料理を学び、フレンチやイタリアンなど国内外、さまざまなレストランで働いてきました。もともと元町の方でお店をやっていました。たまたま駅に近いこの場所を見つけて、家も近いからいいなと保土ケ谷駅西口ロータリー前に「La Rey Empanada」をオープンしました。今はテイクアウトとイートイン、両方でスペイン料理を楽しめるレストランとして営業しています。
これまでさまざまな料理の経験を積んできましたが、スペイン料理を選んだのは、イタリア料理やフランス料理のお店はどこにでもあるけど、スペイン料理のお店はそう多くないと思い、他の料理に比べてヘルシーで、何よりエンパナーダというおいしいスペイン料理を日本に広めたいと思ったんですよね。
エンパナーダは、野菜やお肉・魚等をパイとピザの間くらいの食感の生地で包んで焼くスペインの郷土料理です。エンパナーダは、おいしいだけじゃなくて楽しいのが特徴。牛肉もチキンも合うし、アップルシナモンなどのスイーツにもできる。具のアレンジがいろいろ楽しめるんですよ。季節によって変わりますが、大体5~6種類用意しています。一番人気は、チリビーンズ。スパイスをたくさん入れています。また、エンパナーダには、特製バジルソースを添えているのがポイントです。最初はパクチーを使った別のソースを用意していたんですけど、パクチーは好き嫌いがあるので、バジルソースに変えました。エンパナーダにバジルソースをつけて食べると味に深みが出るんです。
会社帰りにふらっと立ち寄ってくれる方も多いですね。1杯飲みながら、エンパナーダやおつまみを食べていく感じです。おつまみのなかで人気なのは、ポテトの爆弾。コロッケみたいな感じで、味付けされたひき肉とマッシュポテトが入っています。夏はガスパッチョスープ、冬はガンボスープといったように季節によって少しずつメニューを変えていますが、ランチメニューについているスープは週替わり。ランチでは、エンパナーダとポテトフライのセットなど、リーズナブルに楽しめるセットを用意しています。どれもメニューは、日本の方に合わせてアレンジしています。日本で過ごすうちに気がついたんですけど、日本の方って味が濃い方が好きなんですよね。スペイン料理はそのままだとあまり味が濃くないので、スパイスなどでアレンジして提供しています。
まずは、エンパナーダをもっと多くの人に知ってもらいたい。日本中にエンパナーダを広めるのが僕の夢のひとつです。欲を言えば、ファストフード店のようにいろいろなところで気軽にエンパナーダがテイクアウトできるような世界になったらいいなと思っています。
エンパナーダはスパイシーなものだけでなく、チキンペシャメルやベーコンエッグポテト・ツナ&チーズなどお子さんにも食べていただけるものを用意しています。どれもおいしい自信作ばかりなので、ぜひ食べにいらしてください!
※上記記事は2023年12月に取材したものです。
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