前原 里奈 代表（ヒーリングサロン＆スクール　 碧の里)のインタビュー

やってみないと分からないとセラピストの道に

セラピストになったのは、自分が病気を患ったときに治療の一環として出会ったアロマトリートメントに効果を感じたことがきっかけです。当時、部屋で炊くくらいしか活用していなかったアロマに、こんな使い道があったんだ、という発見もありました。仕事を辞めてセラピストの道に進みましたが、自分は思ったらすぐに行動するタイプ。やってみないと分からない、という気持ちでしたけど、振り返ってみると当時の選択は間違ってなかったなと思います。

KIKCAFEの和室を利用したリラクゼーションサロン

もともと相模原で開業していましたが、今はご縁あってKIKCAFEの一画、和室をお借りする形で施術を行っています。最初、KIKCAFEにはお客さんとして来ていたんです。「やってみたら？」と声をかけていただいて、自分は“やってみないと分からない”タイプなので、じゃあ、やってみようと（笑）。予約をいただいたときに、KIKCAFEの和室を利用して施術するスタイルのちょっと変わったリラクゼーションサロンです。

心身ともにデトックスできる施術を

メニューは2種類。ハグスチームとアロマトリートメントを用意しています。ハグスチームは、アロマエッセンスを使ったよもぎ蒸しのような温浴。新陳代謝がよくなったり、心と身体がすっきりしたりといった効果が期待できます。アロマトリートメントは、レインドロップという原液でも使えるアロマオイルを数滴たらしていくものなので、癒やしというよりは変化したい方におすすめです。根本的なところにアプローチできるので、自分の内面と向き合うといったセッションになっています。

カウンセリングを重視したアロマトリートメント

お客さまには一般的なイメージのアロマトリートメントと違う、と言われることが多いです。体を癒やすのはもちろんですが、意識改革もできるアロマトリートメント。メンタル的なところに訴えかけるようなセッションなので、ちょっと違うアロマトリートメントを味わいたい、身体も心も癒やされたいという人におすすめなのかなと思います。施術の流れを簡単に説明すると、まずは雑念を取り除いた状態、直感でアロマを選んでいただきます。その香りを嗅いでもらい、どんな気持ちを持ったか。例えば、お花系の香りが苦手だなと感じるときはホルモンバランスが崩れていたりすることが多いんです。日によって好き嫌いも変わってくるので、その感覚を教えていただき、それに対してアロマからのメッセージをお伝えする、といったカウンセリングを行って実際の施術に入ります。リピーターの方はカウンセリングの時間がだんだん長くなっていきますね。このオイルを使ってほしい、というリクエストもあったりして、マニアックなお客さまも多いような気がします。

施術前後での変化を感じてほしい

施術の際に大事にしているのは、先入観を持たないようにすること。これに悩んでいるんです、と具体的にお話される方でも、本当の悩みは別のところにあることも多いので、そこを自然とお話していただけるように心がけています。カフェの個室を利用したサロンなので、気軽に来ていただけると思いますし、施術の前後での変化をぜひ体感していただきたいです。

※上記記事は2022年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。