名城 拓 代表・トレーナー（GOAT（ゴート）)のインタビュー

気がつくとはまっていった格闘技

たまたま友達がやっていたジムに行き、格闘技を始めたのが30歳ぐらいでした。それまで格闘技に興味があったというわけではなかったんです。その当時も特別に夢中になれるものもなかったので、声をかけてもらったのを機になんとなく始めてみました。それまでも何かを真剣にやってきたわけでもなく、自慢するところもない自分だと思っていましたが、気がつくと格闘技や柔術の面白みにどんどんはまっていき、仕事をしながら毎日ジムに通うようになっていきました。そして2007年にプロデビューし、『格闘技』×『音楽』×『映像』の融合をテーマに既存の格闘技イベントとは違った全く新しいイベントスタイルの「TRIBELATE（トリビュート）」のリングを中心に活動を続け、ZSTやNEXUS、海外のイベントにも出場しました。

できる限りDIYしながら作り上げた好きな空間

そのうちに、いよいよ自分でジムを作りたいと思うようになり、2024年に格闘技ジムを開業しました。できる限りコストを抑えるためにも、自分で手を動かし、仲間とDIYで作っていったので、この空間はとても気に入っています。一見するとここが何の場所なのか分かりにくいようで、外から不思議そうに眺められる方が結構いらっしゃり、わかるように看板を出しました（笑）少しずつこの地域で、格闘技ジムとしての認知度が上がっていけばいいなと思います。

格闘技を始める目的は人それぞれ

格闘技に興味を持っても、いざ始めようと思うとハードルを感じられる方は結構いらっしゃるかもしれません。何かを始めるのに技術や志が高いとか、目標を持っていなくてはならないということはありません。なんとなくやってみようと入会される方がほとんどで、むしろ、そういう人の方が、楽しみを見出しながら長く継続されることが多いかもしれません。格闘技を習う目的は、選手を目指す・減量する・リフレッシュ・癒しなど人によって様々ですよ。真剣に取り組みたい時もあれば、会員さん同士でちょっとお話をすることで発散できることもあります。皆さんお仕事や生活がある中で、習い事まで「やらねばならない」になってしまうと大変になってしまうので、それぞれのペースでご利用いただければ嬉しいです。

初心者の方から現役選手まで肩を並べて練習

うちのジムでは、初心者の方から現役選手まで皆さんが肩を並べて練習していますね。どなたが、どのタイミングで入られても、皆さんがやりやすいような雰囲気作りも心がけています。初めての方には皆さんに紹介し、様子を見ながらその都度声がけもしています。会員の皆さん同士で声のかけ合いや、上級者の方が初心者の方をサポートするなど、自然な助け合いが生まれている様子を見るのは嬉しいです。上級者や選手だから特別という雰囲気は全くなく、むしろ選手こそ自分のやるべきことをこなしているので、どんなシーンでも分け隔てなくやれるように感じます。また、何よりも僕自身が楽しんでいれば、皆さんにも自然に伝わると思って取り組んでいます。格闘技ジムにもそれぞれのカラーがあるので、たくさんジムの見学する中で、最終的に「ここがいい」と通ってくださる会員さんもいらっしゃいます。結構遠方から通ってくださる方も多く、ありがたく感じています。

どなたにでも親しみやすい格闘技ジムでお待ちしています

格闘技というと、どこか怖いイメージがあるかもしれませんが、うちのジムでは自分のペースで楽しくトレーニングすることができるので、ご心配はありません。その方のレベルやご希望に合った指導をしますので、どうぞご安心ください。少しでも興味のある方は、ぜひ一度ご体験ください。どなたにでも親しみやすい格闘技をご提供します！

※上記記事は2024年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。