永井 一彦 院長（つばさデンタルクリニック)のインタビュー

横浜で幅広い世代にご利用頂けるクリニックを開院

広島県三原市で生まれ、実家は曾祖父から代々続く歯科の家系で育ちました。父が歯科医として働く姿を見ていたので、物心がつく頃には自分も歯科医として仕事をしたいと自然に思うようになりました。日本大学松戸歯学部卒業後、横浜市の開業医の元で歯科全般の診療経験を積み、8年間分院長を務めました。2013年、西谷駅近くにつばさデンタルクリニックを開院。ご縁あって、馴染みのある横浜市での開業になりました。当院はビルの1階にあり、駐車場を完備しています。院内は、広々とした空間で、待合室の隣には独立したキッズスペース、ベビーカーや車椅子でも移動しやすいバリアフリーを採用しています。診察室は、プライバシーを考慮し、半個室と完全個室のご用意があります。小さなお子様のいらっしゃるご家族の方やご年配の方にもご利用頂きやすい環境です。

お子様や親御さんを中心に様々な症状に対応

当院では、一般歯科、小児歯科、歯科口腔外科、歯周病、義歯（入れ歯）、インプラント、予防歯科、審美歯科、ホワイトニングに対応しています。これまで幅広い世代の治療をおこなう中で、特にセラミックスを用いた診療と義歯の治療を得意としています。この辺りの地域は子どもが比較的多いので、親御さんと一緒にご家族で通院される方も多く、親御さん世代の方には、歯のクリーニング、予防、セラミックスによる治療など、歯を白く綺麗にして、良い状態で維持したいというご要望をよく頂いています。入れ歯は、保険診療・自由診療に関わらずできるだけ専用のトレーを作り、丁寧に作ってご満足頂けるように努めています。

お子様の自立を促し、ご家族で普段からできるケアの指導も

当院の小児歯科では、お子様の自立を促すための工夫をしています。初めての受診で泣いてしまったり、治療を嫌がることはよくありますので、まずは歯科に慣れるために必要な情報を親御さんにお伝えしています。基本的には、3歳からは一人で診療室に入って治療ができることが望ましく、保育園や幼稚園に入るのと同じで、お子様本人のためにも自立を促し、きちんと治療を進めることが大切です。そうは言っても、無理矢理治療に入ることはしませんので、まずはクリニックに慣れて頂きたいと思います。お子様が一人で診療室に入られている間、どんな治療をするのか親御さんは心配になると思いますので、虫歯であれば、治療前・中・後に口腔内カメラでお写真を撮って小まめに状況をお伝えしています。お子様に対しても同じように説明をおこない、理解を深めることで、歯科治療に対する抵抗感が減り前向きになります。また、「お子様の成長とお口の中の変化について」「歯並びに関すること」「普段の食生活で気を付けて欲しいこと」などの情報も分かりやすく親御さんにお伝えしています。お子様の食生活は親御さんの正しい知識に支えられていますので、正しい食生活とブラッシングやフロスによる適切なケアが大切です。予防についても、できるだけ早いタイミングでお話をさせて頂き、親御さんと共に普段のケアと定期的なメンテナンスで、良い口腔環境を維持して頂きたいと思っています。

十分にご理解頂くため、説明を重視した診療を

クリーニングや治療で、お口を開けていると、患者さんは何をされているのか分かりませんので、ユニットごとにあるコードレスカメラを用いて、お子様・大人の診療関わらず、「今日は何をするのか」を明確にお伝えするようにしています。ただお話をするだけではなく、目で見ることが、正しい理解に繋がりますので、説明を重視した診療を心がけています。歯科医として責任をもって診療をするからには、患者さんへの説明とコミュニケーションは不可欠です。患者さんにはご自身の治療のことを十分理解した上で治療に臨んで頂きたいと思います。それは、患者さん自身のためでもあります。私としては、月並みではありますが、「綺麗になって喜ばれること」「クリニックに慣れてきたお子様に通院が楽しいと言われること」「入れ歯にご満足頂いた患者さんがクリニックをおすすめして頂けること」が、とても嬉しく、歯科医としてのやりがいになっています。

これから受診される患者さんへ

当院は、地域密着型のクリニックとして歯科診療をおこなっています。平日は20時まで、土曜日は18時まで診療をしていますので、幅広い世代の方にご利用頂けます。お口についての疑問点や心配事があればお気軽にご相談下さい。これからも、歯科を通じて生活の質を高めるお手伝いをしていきたいと思います。

※上記記事は2019年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。