松崎 崇院長(松崎デンタルクリニック)のインタビュー

松崎デンタルクリニック 松崎 崇院長

松崎デンタルクリニック 松崎 崇院長 TAKASHI MATSUZAKI

鶴見大学歯学部卒業。勤務医を経て、2009年に『 松崎デンタルクリニック』を開設(「境木中学前バス停」より徒歩1分)。現在にいたる。
噛み合わせに着目し、お子様をはじめとした歯の健康を守ることに尽力している。

お子さんからご高齢の方まで、あらゆる方のお役に

場所はそれぞれ異なるのですけれど、祖父は三重で、父は滋賀の地で歯科医師をしておりました。父から直接そうと言われたことはなかったのですが、私としても非常に馴染みのある仕事と感じていたことから、祖父と父と同じ職業を志したということになります。
『松崎デンタルクリニック』は2009年に開院いたしました。患者さんは小さなお子さんからご高齢の方まで幅広くお越しいただいています。ご家族で連れ立っていらっしゃることが多いのも当院の特徴かもしれませんね。

成長を考慮した噛み合わせに着目

一見、しっかり噛んでいそうでも、実は噛み合わさってないということが意外に多いものなのです。噛み合わせはお子さんはもちろん、成人の方にとっても重要で、ご高齢になって食べ物が咬めなくなる要因には、若い時からの習慣や癖が関係している場合もあります。利き腕と同じように、噛み合っている歯ばかりを使っていますとバランスが崩れ、年月が経つとともに筋肉が弱っていき、そうした状態に陥ることが少なくないのです。
また、噛み合わせのバランスが崩れていると、虫歯や歯周病等の疾患のリスクも高まります。使っている歯はそれだけで汚れがとれたり免疫力が上がるのに対し、使われていない歯はその作用が働かないからなんですね。逆に特定の歯ばかりを使っていると、ヒビが入ったり、割れたりすることもありますので、その判断は難しいものとなりますが、こちらでは全体のバランスを考慮しながら継続的に見守っていくことを心がけています。

お子さんの健全な成長を助ける矯正治療

噛み合わせに関連するものとして、矯正治療にも力を入れています。歯並びが悪いと、自然、噛んでいない歯がたくさん出てきてしまいますから、前もって手を入れることで、そのリスクを回避できるというメリットがあるのです。
難症例については矯正専門の先生をお呼びし対応していただいていますが、可能な範囲は私自身が治療を手がけています。
今は、歯並びが悪い子が目立ちます。その要因としては、歯の大きさは変わらないのに、顎が小さいために歯が並びきらないことが大きいと思われます。その顎が小さくなってしまう要因としては、食べ物の“やわらかさ”も一因でしょう。噛むことによって顎の発育は促されるのですが、やわらかいものばかりを好んで食べることで、筋肉が発達しきれないことが要因と考えられます。

歯科医師会としての活動にも力を

地域の歯科医師会の活動にも力を入れています。学校歯科等が主な活動となりますが、地域貢献という意味では、この活動を欠いてしまってはならないと思うのです。
現在、地域の歯科医師会に入られていない先生も多いと聞きますが、歯科医師会に入っていなければクリニックの外での活動をおこなうことができません。普段はもちろん、災害時等でお役に立てる機会も多いと思いますし、クリニックでの診療とは別に、歯科医師会としての活動にも力を入れていきたいと考えています。

これから受診される患者さんへ

きちんと噛める、ということが生活の基準となります。当然のことですけれど、噛むことも話すことも、あらゆることがお口に絡んでくるのです。それをサポートできるのが歯科医師であり、みなさんが健康的な生活を送れるよう、精一杯のサポートをさせていただきたいと考えています。お口のことで何か気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。



※上記記事は2019年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

松崎デンタルクリニック 松崎 崇院長

松崎デンタルクリニック松崎 崇院長 TAKASHI MATSUZAKI

松崎デンタルクリニック 松崎 崇院長 TAKASHI MATSUZAKI

  • 出身地: 滋賀
  • 趣味: ゴルフ
  • 座右の銘: 一期一会
  • 好きな観光地: 熱海

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