横浜けいあい眼科和田町院 清水 映輔 理事長 EISUKE SHIMIZU
東京都出身。慶應義塾大学医学部卒業。慶應義塾大学病院眼科学教室所属 (特任講師)。国立病院機構東京医療センター、慶應義塾大学病院、東京歯科大学市川総合病院、南青山アイクリニックを経歴。2019年10月より横浜けいあい眼科和田町院に勤務(相鉄線 和田町駅より徒歩約3分)
東京都出身。慶應義塾大学医学部卒業。慶應義塾大学病院眼科学教室所属 (特任講師)。国立病院機構東京医療センター、慶應義塾大学病院、東京歯科大学市川総合病院、南青山アイクリニックを経歴。2019年10月より横浜けいあい眼科和田町院に勤務(相鉄線 和田町駅より徒歩約3分)
もともと祖父が当院の1階で内科を開業していました。医師の道に進んだのは、その影響が大きかったように思います。さまざまな診療科をまわった研修医時代に、自分が一番力を発揮できる診療科だと感じたことから眼科を専門に選びました。医師として専門性を高めて一流を目指すのは当たり前のことですが、そこだけではなく今でいうダイバーシティという考え方を取り入れられると思ったんですね。臨床だけでなく、研究にも注力できる。そういった広がりを持てるところに魅力を感じました。
僕自身、今は当院の理事長として診療にあたりながら、慶應義塾大学医学部眼科学教室特任講師も務めていますが、2016年にはOUI Inc.(株式会社OUI)を起業。スマートフォンを利用して眼科診断ができる医療機器を発明するなど精力的に活動を行っています。よくバイタリティーの源はどこにあるのか、と聞かれますが、個人の能力を最大限発揮したい。そこに尽きますね。限界までトライしてみたら意外といろいろできるんじゃないかなと思うんです。自分の限界を決めずにいろいろとやってみた結果が、今につながったと感じています。
当院の理念は、患者さまの顧客体験を最大化する眼科医療に挑戦し続けること。患者さまが一番興味を持っているのは、自分の眼の状態。そこに対して、我々がプロフェッショナルとして的確に回答する。患者さまのニーズにしっかりと応えた診療を行うことが顧客体験の最大化につながると考えています。しかも、それを1回で終わらせずに挑戦し続けるところが重要なところですね。なぜ当院に来たのか、それを把握すること。そのうえで、患者さまにあわせた治療方法を提供できるよう心がけています。
また、僕も医師として働きながら起業していますが、当院にはダブルワークしている職員が多く在籍しています。ダブルワークと言うと、どちらもおろそかになるのでは?と感じるかもしれませんが、逆にそれがプラスに働いています。接客業の経験を患者さまとのコミュニケーションに活用したり、英語や中国語、ロシア語などネイティブ並みに話せる職員がいたり。提供できる医療の幅が広がっていると感じています。
一人の患者さんに対して複数の眼科専門医で診療にあたることで、より質の高い診療を提供しています。また、複数の眼科専門医がそろっていることで幅広い疾患に対応できているのも特徴の一つです。白内障・眼瞼・レーザー手術など、日帰り手術も行っています。緑内障や白内障などは、ご自身で気づきにくい疾患もありますので、何も症状がないときに一度検診に来ていただきたいなと思っています。地域の方に向けたセミナーや薬剤師に向けた勉強会なども開催していますが、そこで必ず言うのは「健康診断や人間ドックでは不十分」だということ。健康診断や人間ドックで行われている眼科項目は3つ。それだけでは全く足りないので、眼科でしっかりとチェックするようにお願いしています。昔、芸能人は歯が命と言って皆さん歯をどんどんきれいにしていきましたが、それと同じように眼のチェックも定期的にするような世の中になったらいいなと感じています。
今後は、もう少し手術の件数や手術できる疾患の種類を増やしていきたいと考えています。「患者さまの顧客体験を最大化する」という理念を達成するためには、やっぱりもっと患者さまの満足度を上げる必要があるのかなと。手術対応もその一つですね。「こういった手術がしたい」と来ていただいたのに、当院の設備では難しいのでと他院に紹介するというのは、適材適所という意味では正しいのかもしれませんが、やっぱりワンストップでできた方が患者さまの満足度にはつながるのかなと。それは職員の満足度にもつながると思いますし、患者さまのニーズに応え続けるクリニックを目指していきたいです。
当院では、説明の際に紙媒体での資料を用意したり、SNSで解説動画を公開したりと分かりやすい説明も心がけています。オンライン診療や訪問診療にも対応していますので、困ったことや気になることがあればぜひ一度ご相談にいらしてください。土日祝日はどうしても待ち時間が発生してしまいますが、待合室にも楽しめるコンテンツを用意していますので、そこもチェックしていただけたらと思います。
また、私が学生時代にアイスホッケーをやっていた経験から、横浜にあるプロチームのスポンサーをさせていただいています。横浜からさまざまなことを発信できるよう、地域活性化にも積極的に携わっていきたいと思っています。
※上記記事は2024年1月に取材したものです。
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