上星川歯科医院 佐野 竹志 院長 TAKESHI SANO
神奈川県横須賀市出身。日本歯科大学を卒業後、天王町にて歯科医院を開業。18年続けた後、2001年に上星川歯科医院として移転開院。(相鉄線 上星川駅より徒歩約2分)
神奈川県横須賀市出身。日本歯科大学を卒業後、天王町にて歯科医院を開業。18年続けた後、2001年に上星川歯科医院として移転開院。(相鉄線 上星川駅より徒歩約2分)
歯科医を目指したのは、兄の影響が大きかったと思います。父親が早くに亡くなったので、ずっと兄の背中を見て育ってきたんです。兄が歯学部に入ったとき、自分は中学生。同じように歯科医の道を進めたらいいなと思いました。それに加えて、小さいころからプラモデルやレーシングカーを作るのが好きで、手先が器用と言われることも多かったんですね。自分に向いているのかなという思いもあって、歯科医になろうと決めました。大学を卒業後は、西新宿にあるクリニックに勤めていました。そのときに師事していたのが、歯内療法の先生だったので、研修会に参加するなど数年は歯内療法をメインにしていました。その後、独立したのですが最初は天王町だったんです。天王町に開院して18年。自宅を上星川に引っ越したタイミングで、クリニックも上星川に移転。それが2001年なので、トータルすると38年、保土ヶ谷区で歯科医をやっていることになりますね。
いつ来ても笑って治療を終えてもらえるような歯科医院にしたい、といつも思っています。そのためにも、自分は全力を尽くすだけ。患者さんの話をよく聞いて、どんなことをしてほしいのか。それを実現できるような治療を提供できればと思っています。もちろん、自分では難しいこともありますので、その場合は大きな病院をご紹介するなど連携もしっかりととっています。ですから「これは、歯の痛みじゃないのかな」と思うようなことも、お口まわりのことでしたら気軽に来ていただきたいですね。歯の痛みから他の病気が見つかるかもしれませんし、自分が診てそういった可能性があるなと感じたら、すぐに病院を紹介できるように準備していますので。気になることがあるときには、まずいらしてみてください。
高齢の方に対しては、しっかりとした入れ歯を提供したいと思っています。入れ歯が痛くなったら、すぐに来ていただきたい。よく噛める清潔な入れ歯をすること。そういったこともアドバイスできたらと思いますし、今残っている歯になるべくダメージを与えない治療、施術を心がけています。
また、30~40代の方には歯周病に対しての早めのケアを呼びかけたいですね。歯周病がどれくらい進んでいるか、自分で気付ける方法ってないんです。毎月、しっかりと定期的にチェックしてもらうしかないと思いますので、メンテナンスに通うことが一番重要です。歯がぐらぐらしてきたな、と思うときに歯医者に来るのでは遅い。気になるお年頃になったら、メンテナンスに通える歯医者さんを見つけることをおすすめします。当院では、歯が抜けてしまった場合でも、そこで最良の方法を選んで治療をしますので「こんなにひどくなってしまって怒られるかな」と思わずに、まずは相談してみてください。
自分は中学校の校医もしていますが、最近のお子さんたちはむし歯が少なくなりましたね。その代わり、顎が小さい子が増えたかなという印象があります。将来的な不安を無くすためにも噛みごたえのあるものをもっと食べていただいて、食後の歯磨きをしっかりとやっていただきたいなと思っています。顎が小さいと歯並びが悪くなり、高齢になったときに誤嚥性肺炎を起こしやすくなる可能性もありますから。何ごとにも早めのチェックが重要になってくると思います。
保土ヶ谷歯科医師会は先生方同士での情報交換も盛んですし、どの先生に治療していただいても安心。「歯医者さんって痛いし、嫌だな」と思う気持ちも分かりますが、年齢を重ねるにつれていろいろとトラブルも出てくると思いますので、歯医者さんとは仲良くしておいて方がいいのかなと。定期的に通える歯医者さんを見つけていただきたいですね。それが当院なら嬉しいなと思います。来るものは拒まず。年齢問わず、どんなことでも相談にのりますから。今、歯に困ったことがなくても気軽にいらしてください。
※上記記事は2022年4月に取材したものです。
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