院長 常田 陽子(ときた内科クリニック)のインタビュー

ときた内科クリニック 院長 常田 陽子

ときた内科クリニック 院長 常田 陽子 YOKO TOKITA

横浜市立大学医学部を卒業後、研修を経て大学院へ。消化器内科を専門に母校の大学病院で診療にあたる。大学を退いた後は横須賀にある人工透析クリニックで12年にわたり院長を務め、2013年に地元・保土ヶ谷区に開業。(相鉄線「上星川駅」または「横浜駅」よりバス)

誰かの力になりたい――。その想いが原点

両親が医療従事者という環境に育ちましたので、子どもの頃から医師になることを意識していたように思います。医療の現場を見ているうちに、自然と「私も誰かの力になれたら」という気持ちが芽生えました。
横浜市立大学医学部を卒業した後は2年間の研修を経て大学院に進み、消化器内科医として母校の大学病院で診療をはじめました。その後、妊娠・出産を機に大学を退き、丸1年のブランクを経て人工透析クリニックの院長となり、院長として透析患者さんの全身管理に携わってきました。12年にわたる経験を踏まえて『ときた内科』を開業したのは2013年、それから約10年後の2022年に現在の場所へと移転してきました。

2022年に移転・リニューアル。新しい建物は感染対策も万全

開業当初から診療していた建物は、ここから100mほど離れた場所にありました。ありがたいことに多くの患者さんにお越しいただくなかで徐々に手狭になり、コロナ禍には発熱患者さんに建物の外でお待ちいただくこともあり心苦しく思っていました。というのも私としては分け隔てなく、全ての患者さんに快適に受診していただきたいという気持ちがあったんですね。そのためこちらの条件に見合った移転先を探して、ようやく理想的な立地が見つかり、新築、移転致しました。
建物が新しくなって大きく変わった点は、待合室や診察室に広々としたスペースを確保できたことです。また、コロナ禍を経験したことで院内の感染対策も万全にしており、発熱患者さんには専用の診察室や待合室をご用意しています。感染用診察室には「クリーンパーテイション」を設置して空気を浄化したり、空気の流れをコントロールしたりしています。これまで外でお待ちいただいていた発熱患者さんも快適な室内でお待ちいただけること、駐車場から発熱患者さん専用のお部屋に直接ご案内できることなどは、全ての患者さんの安心感につながるでしょう。また足元に不安のある方については、私が駐車場に停めた車まで伺って検査をさせていただくこともできますのでご相談ください。

愛着のある地域のために精一杯力を尽くす

『ときた内科』という名前のとおり、当院では風邪や腹痛などの日常的な病気のほか、高血圧症、糖尿病や高脂血症など生活習慣病なども幅広く診療しています。大学では消化器内科、糖尿病内科の医局に従事していましたし、人工透析クリニックでは心臓、高血圧、不整脈の病気に加えて皮膚のトラブルなど「患者さんの全身を診る」ことを10年以上続けてきました。そうした経験をいかして、当院においても私ができる範囲の診療をしていきたいと思っています。
ここは私の地元といえる地域ですから、「この地域の力になりたい」という想いは強いです。長く通ってくださっている患者さんも、発熱などがあって医療を必要とされている患者さんも、みなさんにご満足いただける医療をご提供したいと考えています。院内にはレントゲンやエコー(超音波)のほかにPCRやインフルエンザの検査機器を備え、適切な診断・治療につなげています。また、もしもより専門的な医療が必要な場合には横浜保土ヶ谷中央病院や横浜市立市民病院などの提携医療機関へご紹介いたしますので安心していただければと思います。

医師としてのモットーは、患者さんとゆっくり向き合うこと

来院される患者さんは生まれたばかりの赤ちゃんからご高齢の患者さんまで、家族そろって通ってくださる方も少なくありません。「ゆりかごから墓場まで」ではありませんが、通院なさるのが難しくなった場合には訪問診療に切り替えるなどして、一人ひとりの患者さんに寄り添い、生涯を通してサポートしていきたいと考えています。院内のトイレは車いすのままご利用いただけますし、おむつ替えシートやベビーチェアもご用意していますので、小さなお子様連れの場合も安心して足を運んでいただきたいですね。
診療の際に心がけるのは、患者さんのお話をよくお聞きすることです。単に症状についてお話いただくだけではなく、「その症状によって何を困っているのか」などをゆっくりと時間をかけて伺うようにしています。一人ひとりにしっかり向き合うことは私のモットーともいえるものですから、待ち時間が少々長くなってしまうことについてはご了承いただければと思います(笑)。私の専門外と思われるような体の痛み、心の不調についても、できる限りお力になりたいと考えておりますので、ささいなお悩みも遠慮なくご相談ください。

これから受診される患者さんへ

私が『ときた内科』を開業してからこれまで、本当にたくさんの患者さんに支えていただきました。そうした患者さんへの感謝の気持ちを表したいと考えたとき、私にできることは「よりよい医療を提供する」ことに尽きるのではないかと考えています。全ての患者さんを分け隔てなく、みなさまに快適に受診していただけるように。そして、適切な診断と治療によって心からご満足いただけるように。私なりに精一杯頑張っていきたいと思いますので、何か気になる症状がみられましたらお気軽にご相談いただければと思います。

 

※上記記事は2022年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

ときた内科クリニック 院長 常田 陽子

ときた内科クリニック院長 常田 陽子 YOKO TOKITA

ときた内科クリニック 院長 常田 陽子 YOKO TOKITA

  • 出身地: 横浜市保土ケ谷区
  • 趣味: Pokémon GO
  • 好きな作家: 東野圭吾
  • 好きな音楽: Mr.Children
  • 好きな映画: 『ジブリ作品』『おおかみこどもの雨と雪』
  • 好きな言葉: 『千里の道も一歩より』
  • 好きな場所: ハワイ

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