つばさ整骨院 善明 順也 院長 JUNYA ZENMEI
27歳で料理の世界から治療家の道に。2002年11月3日に『つばさ整骨院』を開院(相鉄線「和田町駅」より徒歩3分)。
27歳で料理の世界から治療家の道に。2002年11月3日に『つばさ整骨院』を開院(相鉄線「和田町駅」より徒歩3分)。
私はもともと料理の世界にいました。そこに一番最初の師匠になる方の奥様がお見えになり、私の働きぶりを見て「あなたはこちらの世界が合ってるから、ぜひ来て欲しい」と声を掛けられたのです。まったく知らない世界のことでしたから、当初はお断りしようと思ったのですが、自分で調べ、見学のため足を運ぶうちに、「想像してた以上に素晴らしいんじゃないか」と思うようになり、道を転じました。『つばさ整骨院』を開院したのは2002年11月のこと。早いもので、あの運命的な出会いから20年以上が経ったことになるんですね。
急性期の、怪我などの患者さんはもちろん拝見していますが、多いのは、どこに行っても治らない、とお悩みの方々です。体質的に症状が治りにくい方と、そうでない方がいらっしゃいます。具体的な要因が見つからないのに、疲れや不調を訴える方が後者には多いのです。どこでそれが分かれるのか。仔細に見ていくと、後者には自律神経に問題を抱えている方が多いことに気づきました。自律神経が乱れている方の特徴的な症状として、身体の緊張があげられます。これは筋肉痛など、疲労で筋肉が固くなるのとは異なります。筋肉の疲労であれば休めばとれていくのですが、例えば、5年、10年と肩こりが続くのは、疲労とはまったく異なる現象です。当院ではこの「緊張」に着目し、体質を改善させることを治療の柱とし、身体が本来持っている自然治癒力を最大化していくことを目的としています。
緊張を解く治療は、一般的な整体やカイロプラクティックとは異なり、力をまったく掛けません。言葉で表現するとなると難しいのですが、「さわる」に近い感じでしょうか。決して気持ちいいを超えることなく、さらなる緊張を与えないように注意しながら施術をおこなっていきます。いわば、神経の回路を変えていく方法ですから、症状によって改善に向かう早さに違いは出てきます。大事なことは、治りやすい体質を一から作っていくこと。不定愁訴等、明確な要因が見当たらないような症状に対して有効な治療法となりますので、最近はそうした方々が来院されるケースが目立ってきました。
患者さんが何を必要としているかを聞くことが大切です。患者さんが求めてないものを提供するのは、押し売りでしかないと思うのです。本当に求めているものを提供していきたいと考えていますので、それにはやはりニーズをしっかりと聞いていく必要があります。
怪我のきっかけもまた様々です。生活環境かもしれませんし、過去に怪我をした箇所が要因で身体のバランスが崩れているのかもしれません。私たちの知識を引き出すためにも患者さんからの情報が必要ですし、双方の情報を共有することが大切です。患者さんの求めるものを聞き出すこと。それが最も重要な「治療」と認識しています。
当院では、いずれ治療の必要のない身体になっていただけることを目標にしています。治療から卒業したいと思われている方は、ぜひご相談ください。現代は、知らず知らずのうちに頑張り過ぎている人が大半なのではないでしょうか。それが元で症状が出る方もおられますし、心から楽しく生活できていない人が少なくないと思われます。みなさんが元気良く過ごせるための一助に少しでも貢献できればと思っています。
※上記記事は2022年4月に取材したものです。
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