星川駅前歯科クリニック 鹿野 竜一 院長 RYUICHI KANO
明海大学歯学部卒業。医療法人社団因幡会に勤務。同法人「ブリリア大井町ラヴィアンタワー歯科クリニック」院長に就任。2023年4月、『星川駅前歯科クリニック』を開院(相鉄線「星川駅」改札直結)。
明海大学歯学部卒業。医療法人社団因幡会に勤務。同法人「ブリリア大井町ラヴィアンタワー歯科クリニック」院長に就任。2023年4月、『星川駅前歯科クリニック』を開院(相鉄線「星川駅」改札直結)。
父、祖父が歯科医師という、歯科医師一家に生まれ育ちました。「先生、先生」と街の人から慕われ、信頼されている父の姿を子供の頃から見て育ち、物心つく頃には歯科医師以外に道はないと考えるようになっていたのです。
大学卒業後、9つのクリニックを有する医療法人へと入職しました。当時、そこでは厳しい修養の日々が待っていました。はなから厳しい環境に身を置きたいと考えていた私にとってはむしろ望むところであり、多くのことを学ぶことができました。同法人内のいくつもの地域で治療したり、大井町のクリニックでは院長として長く責任のある立場を任せて頂きました。そこで得た知見と技術をもとに、2023年4月に『星川駅前歯科クリニック』は開院いたしました。父に倣い、10年、20年と地域に根付く診療を続けていきたいと考えていた私にとって、理想の場所を得たという気がしています。
入り口のそばにはキッズスペースを配置しました。実は当初、キッズスペースを作るか迷っていました。というのも、クリニックの場所を探し始めた時期は、ちょうどコロナ禍の真っ只中。絵本や積み木を置くのは「あり得ない」という状況でした。最近になってようやくそのムードも緩和し、子ども達が手に取るもの、それ自体にはリスクがないことがわかってきたこともあって、キッズスペースを置くことができたのです。子供から大人まで、家族全員に通ってもらえるクリニックを目指すにあたって、キッズスペースは欠かすことのできないポイントでした。
一方、診療室は完全個室となっています。お口のことで深く悩んでいらしたり、はたまた歯科恐怖症の方にとって、ほかの方の声が聞こえる空間は、時に強い心理的負担となります。一般の方にとっても、費用の面であるとか、聞かれたくないことはありますよね。そうした懸念を払拭するためには、個室は重要な要素でした。開院してまだ間もないのですが、おかげさまで多くの方に好評をいただいています。
オールジャンルであらゆる歯科治療を提供してまいります。とはいえ、私自身は危ない橋を渡らないタイプのドクターです。冒険をした結果、ダメージを負うのはほかでもない患者さんですから、無理をすべきではありませんし、当院では処置が難しいと判断した場合には、しかるべき医療施設へとご紹介しています。もちろん、私自身の診療の幅と深さには自信を持っているところですし、同時に、自らの限界を見極める判断力も重要と認識しています。
そうした考えもあって、矯正治療は専門の先生をお呼びしています。私自身も矯正治療の勉強を積んできましたが、「できるからやる」のと、「最高のクォリティを提供できるか」は、また別の問題です。私の考える水準の医療を提供するには、これこそが正解と考えています。
前の勤務先である法人では長らく院長職を務め、特にインプラント治療や審美歯科治療には十分な経験を積んできました。インプラント治療については、未だ「怖い」というイメージをお持ちの方も少なくありません。しかし実際のところ、インプラント治療と一般の治療とに大差はありません。しかるべき準備をしていればいたって安全な治療であり、そのメリットも含め、これまでの経験を生かして必要な皆様に周知していければと考えています。
セラミック治療などの自費治療については、10年という長期間の保証をしています。噛み合わせは日々変わっていくものですから、定期的な検診を必須条件としてですが、ちゃんとした治療と経過観察をおこなえば自費治療は長期間でみていけるものと考えています。何より、地域に根付き、10年、20年と見続けていくのが当クリニックのコンセプトであり、その考えにのっとれば、至極当然のことなのです。
私が大切にしていることは、常に患者さんを自分の家族と思い接することです。以前の勤務先で、私は後進の指導も担当していました。そこで必ず相談になるのが、「この治療はやったほうがいいですか?」というもの。そんな時私は、自分の母親だったらどうするの?と問いかけていました。当然、みんなが「やります」と答えるんですね。ならば、患者さんに対してもそれは同様でなければなりません。治療の大変さや、費用の事などを考えると迷う気持ちはわかります。しかし、治療が人によって違うようではいけません。やる価値がある治療なら、すべからくそれは提案すべきです。自分の家族であればどうするか。常に自らに問いかけ、患者さんと向き合っていきます。お口のことはどんなことでも、お気軽にご相談ください。
※上記記事は2023年4月に取材したものです。
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