木須 輝和 院長（わっか接骨院)のインタビュー

スポーツでのけがの経験をきっかけに

高校からラグビーを始めて、当時はけががとても多かったんです。その経験を活かせないかなと思ったところから柔道整復師の道を目指すことに。ラグビー以外にもいろいろなスポーツに携わり、そのなかでしっかりと基本動作をできるようになれば本来の力をより発揮できるのではないか、と思うようになりました。本来であれば100％発揮できるところなのに、70％くらいロスしている。そのロスしている部分をリカバリーする治療を行えば、けがも少なくなるのではないか。そして、それはアスリートだけでなく一般的な腰痛や肩こりといったお悩みの解消にもつながるのではないか。当院では、その考えをもとにした施術を提供しています。

さまざまなスポーツに携わった経験を

私自身、ラグビーをはじめ、スキーにゴルフ、柔道、モトクロスなど、さまざまなスポーツをやっているので、体の動かし方などその経験を活かした施術は自分の持ち味の一つだと思っています。最初はただ好きでやっていたスポーツも携わっていくうちに共通点があることに気づき、いろいろなジャンルに手を伸ばすようになりました。例えば、モータースポーツは運動とはあまり関係のないイメージがありますが、実は運転するときには重力がかかったり、ブレーキを踏むにも力を入れる必要があったり。意外と心拍数がぐっと上がるんですね。心拍数が上がると思考力が働かなくなることもあり、それを回避するために、どう体を使うか、という考えが必要になってきます。体の基本動作をコントロールする力をつけるためにはどうすればいいのか。効率的な正しい体の使い方に気づいてもらう。そんな接骨院を目指しています。

基本動作のロスに気づいてほしい

自分の体のことって、なかなか気づけないんですよね。見えないところは特に気づきにくい。他人から言われて「私は猫背だったんだ」と思う方もいらっしゃいますよね。腰痛や肩こりも一緒。まずは自分で基本動作のどこができていないのか。どういった部分にロスが発生しているのか、に気づくことが大事なこと。そこに気づくことが痛みの根本、原因の解消につながっていきます。意外とこれまで意識していなかったことを意識するのは難しく、お伝えしても「いや、自分はできている」とおっしゃる方も。そんなときには、一つずつ理論を交えてひもときながら説明をさせていただいています。気持ちが変わって、行動につながるまでには時間がかかりますが、将来的に長い目で見たときには結果が変わってきますから。施術するうえでは、しっかりと納得していただけるよう心掛けています。

子育て中のママさんにも

けがや疲労、肩こりや腰痛、むくみなどはもちろんですが、少年野球やサッカー、陸上など高校や大学などに出向いての施術も行っていますので、スポーツでお悩みの方。また、子育て中のママさん方にもぜひいらしていただきたいですね。子育ては24時間。体もボロボロになっていると思うんですね。気軽にお問い合わせいただけたらと思います。アスリートの動きと日常生活での動きって、意外と似ているんですよ。例えば、寝ている赤ちゃんを抱っこしょうとかがんで立ち上がる、という動作はお相撲さんの動きと似ています。自分自身のスポーツ経験とアスリートへの施術経験。その豊富な知見を活かした治療が自分の特徴でもあると思っています。

体のことに気づくきっかけを

当院が、自分の体のことに気づくきっかけになれば、と考えています。来院いただく患者さまが何を求めているのか。どうしてほしいのか、を一番に意識してお話をお伺いします。そして、そこに対してどういう解決策があるか。その引き出しはたくさん蓄えていると自負しています。当院で難しいものは、専門医をご紹介しますが、自分ができる範囲のことには責任を持って対応させていただきたいですね。自分の体を見つめ直し、ロスしてしまっている力を本来の100％に戻す。その入り口が当院であればいいなと思っています。

※上記記事は2023年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。