はたなか内科・糖尿病クリニック 幡中 雅行 院長 MASAYUKI HATANAKA
京都府生まれ、山口県育ち。山口大学医学部附属病院や西横浜国際総合病院での勤務を経て、2023年6月にJR保土ケ谷駅東口に「はたなか内科・糖尿病クリニック」を開設。日本糖尿病学会 糖尿病専門医・研修指導医。(JR横須賀線 保土ケ谷駅より徒歩約1分)
京都府生まれ、山口県育ち。山口大学医学部附属病院や西横浜国際総合病院での勤務を経て、2023年6月にJR保土ケ谷駅東口に「はたなか内科・糖尿病クリニック」を開設。日本糖尿病学会 糖尿病専門医・研修指導医。(JR横須賀線 保土ケ谷駅より徒歩約1分)
自分が将来、どんな職業に就きたいか、というのは高校生くらいまでずっと考えていたように思います。父親が工学関係の大学の先生をしていたので、なんとなく工学部に進むのかなと思っていた時期もあったんですけど、いろいろと考えたときに町のお医者さんに非常に憧れを感じたんですよね。小さいころに自分が診ていただいたときの先生が何でも相談できる町医者のような存在だったのもあって、総合医療的に地域の皆さんを診られる医者の道を目指してみようかなと。高校3年生という進路ギリギリのところで挑戦を決めました。
過去、茅ヶ崎徳洲会総合病院では3年間、スーパーローテーションという形式で内科から小児科、救急と総合的に診られる経験を積ませていただき、山口大学医学部附属病院をはじめ、アメリカでの留学期間も踏まえると15年ほど大学病院に勤務。その後、西横浜国際総合病院で総合内科診療と糖尿病の専門診療、加えて在宅訪問診療と、健康診断から糖尿病や高血圧症、脂質異常症などの慢性的な疾患をお持ちの方の診療から入院が必要な方の入院診察治療、そこから年齢を重ねての看取りまで、長期的に診察に関わる経験も得ることができました。自分のなかで、一通り勉強させていただいたと思えたのもあって、2023年6月に独立して「はたなか内科・糖尿病クリニック」を開設することに。自分が最初に目指した町医者のようなクリニックを開院できたことは、非常に幸運なことだなと感じています。
当院のコンセプトは、安心して笑顔で通えるクリニック。緊張してしまい気軽に質問できない、という患者さまもいらっしゃいますが、当院ではなるべく気楽に過ごしていただきたいなと。我が家にいるような雰囲気で、繰り返し来ていただくなかでくつろぎを感じていただけたら。ファミリーのような感覚で病気や体の不調のことはもちろん、ご家族やお仕事のことなど気軽に相談をしていただきたいなと思っています。そのためには、私自身も成長し続けなければいけないと思いますが、いずれは多くの方のホームクリニックとしてお役に立ちたいと考えています。心も体も健やかに、健康寿命を獲得していただきたい。人生を末永くイキイキと自分らしく過ごしていただけるお手伝いができるようになりたいですね。
専門的に経験を積んできた糖尿病の分野でも地域貢献できればと思っています。糖尿病=生活習慣病と、生活習慣に問題があるから発症すると考えられがちですが、実はそうとは一概に言い切れないものでもあります。私たちは一人一人、遺伝的な背景、体質を持っていますので、例えば膵臓から出ているインスリンというホルモン。このインスリンを出せる力、というのは個々で異なります。インスリンの量をたくさん出せる人は、少々食べ過ぎたり、甘いものを食べたりしても血糖値が上がりにくいんですね。でも、遺伝など体質的にインスリンの量が少ない方は、そんなに暴飲暴食をしていなくても血糖値が上がってしまう。糖尿病のなかにもいろんな背景があって、疾患に至っているので、患者さま一人一人に沿った治療をご提案させていただきたいと思っています。糖尿病は、血液検査等の検査をすれば、ある程度はしっかりと診ることができますから。知識をつけて技術を磨けば、最先端の医療をこの一つの診察室で提供ができる。これまで培った経験を活かしていきたいです。
「今ちょっと気になっていることがあるんだけど、これは先生に相談してもいいのかな?」と思うようなことも気軽にお尋ねください。私だけで完結できないことは、より専門性の高い医療機関におつなぎします。私たちの体は本当によくできていて、本来持っている体の力。それを万全に発揮するには、薬はもちろんですが、皆さんの生活習慣などの環境を整えることも大切になってきます。食事の仕方や睡眠、人との関わりなども重要なファクターですので、診察の際にはお話をたくさん聞かせてください。患者さま一人一人が一生を通じて、無理なく続けられる医療を提供していきたいなと考えています。地域医療を通じて、地域の皆さまが自分らしい人生を送っていただけるお手伝いをさせていただけたら幸せです。保土ケ谷地域のホームドクターとして頼っていただけるよう、今後も切磋琢磨していきたいです。
※上記記事は2023年6月に取材したものです。
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