松野 義樹 オーナー(焼き鳥と海鮮居酒屋 千ぐさ)のインタビュー

焼き鳥と海鮮居酒屋 千ぐさ 松野 義樹 オーナー

焼き鳥と海鮮居酒屋 千ぐさ 松野 義樹 オーナー YOSHIKI MATSUNO

父の店『千ぐさ』の跡を受け継ぎ、 2020年6月に『焼き鳥と海鮮居酒屋 千ぐさ』をオープン(相鉄本線「天王町駅」より徒歩6分)。

キッズスペースのある焼き鳥と海鮮のお店

父がこの地でお店を開いたのが今から40年くらい前のことだったと聞いています。私が調理師学校に進んだのは、やはりその父の影響が大きかったのでしょう。学校で最も興味を持ち、また楽しかったのも「和食」でした。父のお店のことも頭にあったのでしょうけども、根本的に生ものが好きなんでしょうね。基本的に日本以外の国では食材に火を通すのが一般的で、なまで食す文化は和食が唯一ではないでしょうか。もともと生ものを食べることが好きなこともありますし、それを可能にする技術に興味を持ったのです。

20206月に『焼き鳥と海鮮居酒屋 千ぐさ』をオープンしました。カウンターにお座敷という配置は父の代からのものです。それからキッズスペース。これは妻の発案がきっかけでした。うちにも小さいのがいるんですが、人に迷惑がかかるという思いがどうしても先に立ち、外食はしづらいんですよね。キッズスペースがあれば、お子さんは中で遊んでもらい、ゆっくりとご飯を食べていただけます。おかげさまで、お子さん連れのお客様にも大変好評をいただいています。

岩手から直送した「菜彩鷄」を焼き鳥で

父の代は完全な割烹料理のお店でしたが、もっと気軽に食べられるものをということで、今まで学んできた中でセレクトしたのが「焼き鳥」でした。鶏は、岩手県から「菜彩鷄(さいさいどり)」を仕入れています。当初は別のところから卸してもらっていたのですが、常連のお客様から菜彩鷄のことを教えてもらい、使ってみたところ、これが本当に良かったのです。お肉自体の食感が違いますし、何より鮮度が違います。レバーなどの内蔵系は特に違いがあり、嫌な臭みもなく、食べやすいですね。素材の味が素直に出るのが焼き鳥という料理で、菜彩鷄の美味しさを存分に味わっていただければと思っています。

毎朝市場で仕入れている海鮮も

焼き鳥屋さんでは、焼き鳥だけ扱っているところが多いですよね。私自身、ずっと魚を扱ってきたこともありますし、一つ所で食べられたら面白いと思い、海鮮をお出ししています。焼き鳥を焼いている間にお刺身など食べていただいたら、満足度も高いのではないかと考えたのです。

海鮮は毎朝、市場に出向いて仕入れたものをお刺身や焼き物で召し上がっていただいています。その日の仕入れ状況にもよるのですが、大きな魚で良いものが入った日は一夜干しにして、炭火で焼いてお出ししています。これまでランチの時間は手が追いつかず、炭火は扱ってなかったのですが、素材の良さを存分に味わっていただこうと、干物の定食や鶏の一枚肉を炭火で焼いたものを出していこうと思っています。

曜日ごとのイベントも楽しみに

水曜日限定で「馬刺し」もお出ししています。ここからすぐの、さくら商店さんから仕入れているのですが、お肉そのものの質がすごく良くて、オススメの一品です。普段出しているものとは毛色が違ったものがあることで、お客様も喜ばれています。

また毎週金曜日には品数限定で日本酒を半額で提供しています。季節ごとに日本全国から厳選したもので、懇意にしていただいてる酒屋さんと一緒に選んだものです。定着してきたら、いずれは日本酒の飲み比べみたいなことをしたいですね。

地域のみなさんへメッセージ

ガトーショコラ等、「甘いもの」は妻の手作りです。アップルパイなど、季節限定の商品も提供していますので、「しめに甘いものが欲しい」という方にもご満足いただけるかと思います。当店は座敷のある造りからして、家庭的な雰囲気のあるお店になっています。小さなお子様を連れたご家族も安心して楽しめるお店になっていますので、どうぞお気軽に足をお運びください。もちろん、おひとり様も大歓迎です。お気軽にどうぞ。

 

※上記記事は2023年3月に取材したものです。
時間の経過による情報の変化などがございます事をご了承ください。

焼き鳥と海鮮居酒屋 千ぐさ 松野 義樹 オーナー

焼き鳥と海鮮居酒屋 千ぐさ松野 義樹 オーナー YOSHIKI MATSUNO

焼き鳥と海鮮居酒屋 千ぐさ 松野 義樹 オーナー YOSHIKI MATSUNO

  • 出身地: 神奈川県
  • 好きな映画: ウィル・スミス主演作品
  • 好きな言葉: 「日々感謝」
  • 好きな観光地: 北海道

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