苅部 充 院長(苅部歯科・矯正歯科)のインタビュー

苅部歯科・矯正歯科 苅部 充 院長

苅部歯科・矯正歯科 苅部 充 院長 MITSURU KARIBE

北海道大学歯学部卒業後、東京医科歯科大学へ。矯正歯科を専門に研鑽を積み、『苅部歯科医院』にて診療にあたる。その後、名称を『苅部歯科・矯正歯科』と改め現在に至る。

実家は診療所兼自宅。自然と医療を志す

『苅部歯科・矯正歯科』のはじまりは、私の父が開業した「苅部歯科医院」でした。1947(昭和22)年に相鉄線の西谷駅にクリニックを開き、その後上星川へ移転してきたのです。物心ついたころから自宅の下に診療所があるような環境で育ちましたので、医療系に進んだこともごく自然な流れだったと思います。一足先に兄が医学部に進学したものですから、私は末っ子でありながら父の後を継ぐ形になりました。

矯正歯科を専門に研鑽を積み、地域医療に力を尽くす

自分の専門に矯正歯科を選んだのは、歯を動かす治療技術に興味をもったためです。歯をきれいに整える矯正治療はとても奥が深く、東京医科歯科大学に籍を置いて5年にわたり研鑽を積みました。矯正歯科医になった当初はまだ父も現役で、親子2人で診療していた時期もありました。その後、同じく矯正歯科医だった妻と2人で矯正治療専門のクリニックを開いてからは、2つのクリニックを掛け持ちして診療するようになりました。最終的に現在の形に落ち着いたのは2014年です。長く使っていた建物を改装し、クリニックの名前を『苅部歯科・矯正歯科』として新たなスタートを切りました。

患者さんのそばに寄り添い、お口の健康を見守っていく

私が専門とする矯正治療は、治療期間が2年、3年と長期に及びます。同じ地域で長く診療していると、初めて会ったときはまだ学生だった患者さんが立派に成長されていたり、おじさん・おばさんと呼ばれるような年齢になっていたりします。患者さんがご自分のお子さんやお孫さんを連れてお見えになることも珍しくなく、歯が生え始めた頃のお子さんや義歯(入れ歯)治療のためにお越しになるご高齢の方など、患者さんの年齢や性別はさまざまです。すべての年代に共通することは、やはり歯磨きの大切さでしょうか。小学校低学年頃まではご両親が仕上げ磨きをしてあげること、又、ご高齢の方は手を手を細かく動かすことが難しくなります。歯科医院での定期健診を心がけていただきたいと思います。

患者さんの訴えに耳を傾け、適切な治療につなげる

患者さんと接する際には、お口の中で気になることやお困りのことをよくお聞きするようにしています。また、ただ単に患者さんのお口の中を見るだけでなく、患者さんのお悩みやご希望にきちんと耳を傾けるようにしています。患者さんはご自分の歯を直接見ることができませんから、鏡に映るところだけが気になったり、痛みが出ているところを正確に把握できなかったりするものです。たとえば患者さんが右の奥歯が痛いとおっしゃっていても、実際には左側の歯に問題があった……といったケースも少なくありません。そのため、患者さんの訴えを聞いていきなり歯を抜いたり・削ったりするようなことはせず、きちんとした診査・診断と患者さんの同意のもとに治療を進めることを徹底しています。

地域のみなさまへメッセージ

お口の健康を守るためには毎日歯磨きを頑張っていただくとともに、歯科医院での定期的なケアが欠かせません。当院の患者さんも3~4ヶ月ごとの通院を心がけてくださっている方がほとんどですが、定期健診の時期でなければ受診してはいけないということはありません。むし歯や歯周病に限らず、どんな病気も早期発見・早期治療がとても大事です。何か気になる症状がみられましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

 

※上記記事は2022年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

苅部歯科・矯正歯科 苅部 充 院長

苅部歯科・矯正歯科苅部 充 院長 MITSURU KARIBE

苅部歯科・矯正歯科 苅部 充 院長 MITSURU KARIBE

  • 出身地: 横浜
  • 趣味・特技: 水泳、山登り
  • よく読む本・愛読書: 新田次郎
  • 好きな場所・観光地: 上高地

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