塚本 匡央 店長(日光丸食堂)のインタビュー

日光丸食堂 塚本 匡央 店長

日光丸食堂 塚本 匡央 店長 MASAO TSUKAMOTO

静岡県出身。静岡県内で和食店やカフェを運営するフード株式会社が2021年12月、日光丸食堂 横浜店のオープン。店長に就任。(相模鉄道本線 天王町駅より徒歩約7分すぐ)

一本釣りしたかつおを藁焼きで!

「日本丸食堂」は、遠洋かつおの一本釣り漁船を持つ静岡の水産会社・日本水産が直営するかつおの藁焼きとB1ステーキのお店です。かつおは養殖ができない魚で、漁の種類もいろいろとあるんですけど、簡単に言うと一本釣りのかつおが一番おいしいんですよね。その一本釣りで獲ったかつおを、藁焼きというスタイルで皆さんに気軽に食べていただけるかつお専門店、というコンセプトです。静岡にも同様の店舗がありますが、県外ではこの横浜店が初めての出店。自分も静岡出身で、このオープンにあわせて横浜に来ました。天王町はハマのアメ横と言われているだけあって、活気があって皆さん親切ですね。すごく住みやすい町だなと思っています。

新鮮で高品質なかつおはステーキ丼でも

釣り上げた船内でそのまま急速凍結したかつおを、店内でオーダーごとに藁で焼いて提供しています。生と同等くらいの新鮮で高品質なかつおを味わっていただけるのが一番の特徴です。また、藁焼きとともに看板メニューになっているのがB1かつおを使ったB1ステーキです。かつおをフライパンでレアに焼き上げて丼に。かつおってやっぱり刺身のイメージが強いと思うんですけど、焼き上げるとまた違った食感になるので、ぜひ一度食べていただきたいですね。ソースも3種類+季節メニューで1種と好みや気分にあわせて選んでいただけるように用意しています。一番人気はニンニク醤油ですけど、ソースによって味わいがまた変わるのもポイントです。

オリジナルのタレもおすすめ

かつおの藁焼きは、少し下味が付いているのでまずは何もつけずに召し上がっていただき、その後テーブルに置いてある当店のオリジナルのタレ、または塩でいただくのがおすすめです。甘酸っぱいポン酢のようなタレは、かつおの味を引き立ててくれますし、一緒にネギやニンニク、玉ねぎなどを付けているので、それと一緒に食べていただくのもいいかと思います。とはいえ、お客様それぞれ好みがあると思うので、ご自由に食べていただけるのが一番かなと。おすすめとはいえ、店頭で聞かれたときもあまり押し付けすぎないように心がけています。

通年いい状態のかつおを提供

時期的に初がつおや戻りがつおなど旬もありますが、当店は遠洋漁業で獲ったものを瞬間凍結しているので、通年いい状態で品質の高いかつおが食べられるのが強みです。かつお自体は同じですが、獲った場所によって若干味わいが変わってしまうので、藁焼きでは赤身、トロをそれぞれお出ししています。温かいところで獲れたかつおは赤身、身が締まってさっぱりしている一方で、寒いところで獲れたかつおはトロ。脂がのっていてジューシーな感じです。

苦手な人にこそ一度食べてほしい

藁焼き自体が珍しいと思いますが、当店で提供しているのはくさみのない新鮮なかつおなので、一度食べていただけたらその違いが分かっていただけるのかなと思います。かつおって、好き嫌いがある魚で苦手な人も少なくないですけど、当店のかつおは食べられる、おいしかったと言っていただくことが多いんですよ。かつおに持っていたイメージが変わるかもしれないので、一度試していただけたらうれしいです。もちろん、かつお好きの方には大満足していただけると思います。テイクアウトも対応していますので、お気軽にご来店ください。

 

※上記記事は2023年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

日光丸食堂 塚本 匡央 店長

日光丸食堂塚本 匡央 店長 MASAO TSUKAMOTO

日光丸食堂 塚本 匡央 店長 MASAO TSUKAMOTO

  • 出身地: 静岡県
  • 趣味・特技: 料理
  • よく読む本・愛読書: マンガ
  • 好きな映画: 洋画
  • 好きな言葉: ありがとう
  • 好きな音楽: J-POP
  • 好きな場所: 地元

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