土屋 喜一院長(街のクリニック)のインタビュー

街のクリニック 土屋 喜一院長

街のクリニック 土屋 喜一院長 YOSHIKAZU TSUCHIYA

日本医科大学を卒業後、消化器外科を専門に大学病院などで診療にあたる。2018年、『街のクリニック』院長に就任。地域のみなさまとの信頼関係を大切に 「顔の見える医療」を実践していく。外科専門医。消化器病専門医。消化器内視鏡専門医。

大学病院で培ったスキルをいかして、地域医療に貢献する

私は祖父母の代より医業を生業とする家庭環境の中に育ったものですから、何の疑いもなく医療の世界に入ったという感じです。
日本医科大学を卒業した後は、同校の第一外科に籍を置き、研鑽を積みました。その後、各地の病院などで診療にあたり、胃がんや大腸がんといった消化器系がんの手術を担当することも少なくありませんでした。大学を退いた後は、地域密着型の医療にも携わり、『街のクリニック』の院長に就任したのは2018年11月です。

いつでも気軽に足を運べる、街のクリニック

今から80年ほど前、小児科医だった祖母が開設した「土屋医院」、それが『街のクリニック』のスタートでした。母のサポートを得ながら、祖母は90歳近くまで診療を続けましたが、その後、亡くなった後しばらくは医院を閉めていた時期もあったんですね。そんな医院を両親が引き継いで『街のクリニック』へとリニューアルして、今度は私が高齢になった両親の後に続いたというわけです。
ここは、駅から少し離れた住宅地ですし、クリニックのお隣には小学校があります。当院が小児科医院としてスタートしたように、私としても子供から大人、ご高齢の方まで、地域にお住まいのみなさまの健康を見守っていきたいと考えています。何か気になる症状があったときに、いつでも気軽に顔を出せる場所、そんなクリニックでありたいですね。

「顔の見える医療」を実践していく

大学病院に在籍していた頃は、外来診療のほかに手術を担当することが多くありました。自分が担当した手術がうまく行って、患者さんが良くなるのはもちろん嬉しいことでしたけれど、私も年齢を重ねたせいか(笑)、治療を終えた患者さんの「その後」に関わって行きたいという気持ちが大きくなって来たんですね。患者さんお1人お1人の生活に寄り添うような、「顔の見える医療」。それは、私の両親がずっと続けてきた医療であり、今の私が目標とする医療の形です。
私がここで診療するようになって、まだほんの少しですけれど、今はお隣の小学校に通っている子供たちの成長がとても楽しみなんです。もちろん、彼らの成長を見守るためには、私自身が信頼される医師にならなくてはいけませんから、子供たちを含めた地域のみなさまと確かな信頼関係を築きながら、「かかりつけ医」の役割をしっかりと担って行きたいと思います。

来院される患者さんの力になりたい

医師としては、自分が担当する患者さんの病状が良くなってくださるのが何より嬉しいことです。私を頼りにしてくださる患者さんのために「少しでも力になりたい」と、そんなことを考えながら、日々診療しているつもりです。
患者さんのお話をうかがって、症状を拝見して、必要があれば検査をしてみて。その方にとってプラスになるならば、他の医療機関をご紹介することもあるでしょう。地域のみなさまの最初の窓口である「かかりつけ医」の役割は、正しい診断をつけ、どうしたら良いかを提示すること。そのため、何かあったときにいつでもお越しいただけるようにと考えて、土曜日・日曜日も診療しているのです。ですから、まずは「相談だけ」という場合にも、気軽に足を運んでいただけたらと思います。

これから受診される患者さんへ

『街のクリニック』は、「保土ヶ谷駅」東口から歩いて15分ほどの住宅地にあります。クリニックには駐車場もご用意しておりますので、お車の場合はこちらをご利用ください。
学校や会社の健康診断でチェックが入り、「何科にかかったらいいかな?」と迷う方もいらっしゃるはず。そんなとき、頼りにしていただきたいのが、私たちのような地域の「かかりつけ医」です。患者さんと向き合いながら、ゆっくりお話をして、お1人お1人に適切な医療をご提案したいと思います。何かお困りのこと、気になっていることがありましたら、お気軽にご相談ください。

※上記記事は2019年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

街のクリニック 土屋 喜一院長

街のクリニック土屋 喜一院長 YOSHIKAZU TSUCHIYA

街のクリニック 土屋 喜一院長 YOSHIKAZU TSUCHIYA

  • 趣味・特技: スキー
  • 好きな映画: ハリウッドから単館系までオールジャンル
  • 好きな観光地: 沖縄

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