爽爽 (ソウソウ) 松本 和恵 店長 KAZUE MATSUMOTO
群馬県出身。義父母が営んでいた天王町の中華料理店「上海飯店」の味を引き継ぎ、2016年に保土ヶ谷駅前に水餃子をメインにした「爽爽」をオープン。(JR 保土ケ谷駅西口より徒歩約1分)
群馬県出身。義父母が営んでいた天王町の中華料理店「上海飯店」の味を引き継ぎ、2016年に保土ヶ谷駅前に水餃子をメインにした「爽爽」をオープン。(JR 保土ケ谷駅西口より徒歩約1分)
もともと主人の両親が天王町で「上海飯店」という中華料理屋さんを30年ほど営んでいたんです。父がそろそろ引退かなというところで、看板メニューだった水餃子は残したいと。その味を引き継ぐことに決めました。半年くらい父のもとで修業して、天王町のお店でしばらく営業していたんですけど、老朽化もあったので改めて保土ヶ谷駅前に水餃子を軸にした「爽爽」をオープンすることに。天王町のお店にいらしていただいていたお客様も、保土ヶ谷ならエリア的にも来ていただきやすいという思いもありました。
水餃子は父の味をそのまま受け継いでいます。機械は一切使いません。材料のみじん切りも全て手作業です。作ったらすぐに冷凍するのも、こだわりの一つ。冷凍することによって余分な水分がなくなるので、冷凍してから調理すると味が深まるんですよね。水餃子ってすごく美味しい!と思えるお店が少ないのかなとも感じるので、そういった水餃子の概念を変えたいなと。皆さんがイメージする水餃子とは、ちょっと違うと思います。ニンニクを使っていないので、ランチタイムや女性の方にも気兼ねなく食べていただけるところもポイントです。
水餃子は冷凍での持ち帰りもご用意しています。自家製のタレも付けているので、家でもお店の味を楽しんでいただけます。ストック用に買われる方も多いですし、友人にいただいて食べたら美味しかったから、と注文をいただくことも。口コミで広めていただいているようでうれしい限りです。また、当店の近くには美容室が多いんですけど、美容師さんがお客様におすすめしてくださっているみたいで、髪を切ったあとに餃子を持ち帰って、美容院に行く日は餃子デーのような流れができています(笑)。地域の方に支えられていますね。
肉みそあんかけ麺もおすすめです。ベースは父の中華料理店で出していた辛子味噌麺ですが、私はそれが大好物だったのでこのお店でも出したいなと。ちょっとアレンジしてメニューに加えました。お客様にも好評ですね。ワンタンも手作りですし、どのメニューも「他ではこの味、食べられないね」と言われるようなものを意識しています。また、お客様とはアットホームな関係を築いていきたいなと思っているので、お持ち帰りいただく際にも「冷凍庫に忘れずに入れてください」とか「たっぷりのお湯でゆでた方がくっつかないですよ」とか、ひとこと加えてお伝えするようにしています。
年齢性別関係なく、さまざまな方にご来店いただけてるのはすごくありがたいことだなと感じています。餃子の力ですよね。お肉も野菜もバランスよくそろっているのが餃子の強みだなと思っています。今後もマイペースに地域に根差したお店でありたいです。『爽爽』という名前には“流れるようにさらさらと”という意味がありますが、長く健やかにお店が続くように、という思いも込めています。ふとしたときに「最近、あの水餃子食べてないね。食べたいね」と思ってもらえるように。「美味しいお店、知らない?」と聞かれたときに「水餃子だったら『爽爽』だよ」と候補に挙げてもらえるようなお店を今後も目指していきたいです。好みはあると思いますが、当店自慢の水餃子をぜひ一度食べてみてください!
※上記記事は2023年1月に取材したものです。
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