和中餐館 平山 誠一 店長 SEIICHI HIRAYAMA
PCソフトの開発業務に携わるため、1985年に中国から来日。その後、1995年に「和中餐館」をオープン。(JR 保土ヶ谷駅直結、ビーンズ保土ヶ谷3F)
PCソフトの開発業務に携わるため、1985年に中国から来日。その後、1995年に「和中餐館」をオープン。(JR 保土ヶ谷駅直結、ビーンズ保土ヶ谷3F)
日本に来日したのは、1985年。そのときは、PCのソフトを開発する仕事をしていましたが会社勤めを続けるなかでたまたまご縁をいただいて、中華料理店をやるチャンスが巡ってきたので、1995年にこの「和中餐館」をオープンすることになりました。このお店ではコックさんに任せていますが、親が共働きだったので小学生のころから自分で料理したりして、もともと料理好きだったんですよね。それもあって、中華料理店をやってみようかなと思いました。
オープン当時からメニューはほとんど変わっていません。いくつか入れ替えもありましたが、基本的にはどれも長く愛されているメニューばかりです。特に人気なのは、春巻きですね。サクッとした軽い食感が美味しいと言われます。あとは、中華丼も人気です。中華丼や夏に出している冷やし中華には、和食と同じように出汁を使っているんです。会社勤めをしていたとき、いろいろと外食するなかで日本の料理は出汁がポイントなんだなと感じました。出汁が入っているとやっぱり美味しい。中国人のコックさんと相談しながら、出汁を入れたレシピを考えました。本格的な中華の味を少し日本の方の舌に合うようにアレンジしているのが当店の特徴です。
お客様には感謝の気持ちでいっぱいです。コロナ禍で大変な時期もありましたが、ありがたいことに常連さんも変わらず来店してくださり、地域の皆さんに助けていただいています。長者町や川崎の方から、電車やバスを使って来てくださる方もいますし、「美味しかった」という言葉はもちろん、「この味が忘れられなくてまた来たよ」と言ってもらうとやっぱり嬉しいですね。ランチは近くで働いている方が多いですが、夜はそういった方々がお酒を飲みに来たり、お子さんと家族で食べにいらっしゃったり。足を運んでくださる皆さんがいるからこそ、営業を続けていられるなと感じます。
店内飲食はもちろんですが、店頭にはテイクアウトで中華総菜やおかゆ、中華丼なども用意しています。ランチではお弁当の用意もありますが、そのあとから夜まで人気メニューを中心にテイクアウトの商品をそろえています。横浜のデパ地下に偵察に行くこともあるんですけど、やっぱり持ち帰りは手ごろじゃないとダメだなと感じているので、家でも美味しいものをリーズナブルに食べていただけるように心がけています。テイクアウト限定メニューは、おかゆ。もう少し売れ行きがよかったら店内でも出そうかなと思っています。店内で出すなら、春巻きやシュウマイをセットにしようかなとか、いろいろと考えています。
夏は冷やし中華、冬は酸辣湯麺(スーラータンメン)など、季節によって少しメニューも変わりますので、ぜひ多くの方にご利用いただきたいと思っています。駅から直結のビルのなかとアクセスも便利ですから、会社帰りや駅を利用したときにぜひご来店ください。国産野菜を使っているのもこだわりの一つです。安心しておいしい中華を食べていただけますので、店内はもちろんテイクアウトも気軽にご利用ください!
※上記記事は2023年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
※新規登録またはログインすることにより、保土ケ谷区.jpの利用規約、およびプライバシーポリシーに同意したことになります。